行政書士試験まであと一か月。損保会社で雇い止めになってからは図書館巡りを続けていたが、答練やってみるとあまり成果が出ていないことがわかりました。民法が弱い。行政法はまだ法規を憶えればなんとかなるが、民法は、Bに売った土地をCにも二重売買したり、夫でない人の子供を産んだり、愛人に全財産を遺したがったり、自分の周囲にない事例で展開されるのでなかなかなじめない。憲法はさすがに小学校からやっているし改正論点がないのでまだまし。そしてほとんど勉強していない一般知識がいちばん成績が良いのは情けないことです(簡単だからだけどね)。

 問題集を4,5回も繰り返すと回答を憶えてしまうので(極端な話、順番をシャッフルされたり甲、乙をA,Bに作り替えられたらきっと間違える)、つい先日、避けていたネットの問題集を買ってみた。これは目に悪いことこの上ないが、ネット問題のよいところは、自分の〇×が一覧で俯瞰できることです。×の多い論点を拾い出して直前用のハンディタイプのテキストにメモを作っていく。

選択肢をクリックすればよいので、お風呂後に髪を乾かしながらでも数問は解けます。

 

パソコンと勉強道具はリビングダイニングの脇机に置いてあり、息子や夫が帰ってきても母が勉強しているので好きにテレビを観られないのが家庭内の問題点。

合格者の話を聞くと、試験前の数か月~半年、外に部屋を借りて勉強した人が少なくない。受験生は父、お子さんが大学生以上ならそれも可能だろうが、家事を考えるとうちは無理だな・・・

家族が帰ってきてくつろぐ時間も必要なので、22時くらいまではテレビを開放して、自分は家事&仮眠を挟んでその後~03時まで再び勉強。直前期の勉強は5-7時間/日というが、若い頃ほど頭に入らないのでどこまで点数を伸ばせるかわかりません。

 

こういうのをなぜくどくど書くかというと、ヤフーの広告などに出て来る「通勤時間の勉強で行政書士に合格」「3か月の勉強で合格」なんて信じないほうがよいということです。あれは生徒募集の売り文句ですから。