雨の日曜日、落合貴之衆議院議員の講演会があって、夕方下北沢に向かいました。日曜日は家事が中心になって勉強をさぼりがちなので、外出は1時間早く出て喫茶店で過去問をやる。
長居できそうなセガフレード・ザネッティに行きました。
入って驚いたのは、入口付近に二十代半ばの白人女子が二人、煙草をくゆらせながら楽しそうに話している。その奥の一人席には白人男性が3名、それぞれ煙草を吸っている。色黒の人もいるが、クレテック(インドネシアのクローブ煙草)の香りが混じっていないので、全員欧米人とみた。長いこと電機メーカーで愛煙おじさんらと仕事してきたいそくみには感覚的にわかった。どの人も、やっと吸える場所を探し当てた喜びの表情をしている。
セガフレーズは欧米人にとって喫煙パラダイスらしい(禁煙席に1人だけ勉強している白人男子もいたけどね)。
最近、オリンピックと外人観光客対応と称してますます公共の場や飲食店での禁煙が強化されているが、吸いたい外人もいるのではないか?その人たちの対応はちゃんと考えているのでしょうか。最近の報道だとまるで観光客は煙草を吸わないかのようだが、禁煙空間を増やし規制を強化するなら、喫煙空間の確保とその誘導も同時に企画する、それが本来のおもてなしのはず。
禁煙も大事だが、別のこと、例えば大人が集うレストランや酒を飲む場所に子供連れで入るなども、“それが子育てに優しい社会”と定義づけないほうがよいと思いますー欧米では歓迎されない習慣ですから。
これだけ外国人が日本に来ているのだから、彼らに直接調査をかけて、日本側の気づいていないサービスや習慣の盲点がないか検証しつつ進めていく時期ではないでしょうか。
6月は忙しいのでブログが滞りがちになりますが、7月以降またお付き合いくださいね。
店内より。