連休後半、息子の学校の文化祭に行ってきました。

中高一貫男子校なので、中学受験予備軍の親子や近隣の女子校生で大混雑になるらしい。中学も2年目になると息子の周辺も大人びてきていて、ある長身・イケメンの友人は来訪者の女子10数人とライン交換した(させられた?)んだそうな。

将来50代のおっさんになればセクハラ騒ぎされるかもしれないのに、今は女子から近づいてきてくれる。命短し恋せよ男子。うちの息子はまだ興味がなく、ふだんから「化粧してる女子学生はNG」と断じているので、文化祭に訪れる、広瀬すずばりにメイクしている女子たちと親しくなる道筋は見えない。

 

さて、家事を終えて昼から学校に行ってみました。校門を通過するのに並んで待ったという午前よりは空いていて、入り口は楽に通過。今やどこの男子校でも名物となったミス・ミスターコンテスト(ミスの方は女装)の候補者の写真が掲示板に貼ってあります。あれは写真の出来と、候補者を擁立している部活の組織票で決まるような気がする。

出し物はどこも入場に並んで待つので、気合を入れて一か所に絞り、あとは展示物を観るくらいで半日経ってしまいます。昨年と同じく管弦楽部の生演奏が聴ける名曲喫茶へ。ここも40分くらい並んで待ったが、あと5分で順番が来るという頃になって、食べ物(ケーキ類)に次々「Sold out」の札が貼られ始めました。後ろにいた女子学生2人、残る最後の食べ物のサンドイッチに赤札が貼られたら「ああ~」と言って列を離れて立ち去っていった。

えっ、名曲聴きに来たんじゃないの?クラシック男子を鑑賞に来たんじゃないの?40分並んでいたのは食べ物が目当てだったのか…

男子校文化祭に集まってくる女子学生の動機を、いま一度検証し翌年に生かすべきかもしれません。

 

帰り道、校門のところで高校生らしい子たちが「中学の時はすっごく楽しかったんだけどな、文化祭」としみじみ言っていたのが印象的でした。

帰宅したら、息子が「来年は文化祭の実行委員をやってみる」と。ようやくお客さんでなく、運営側に回る気になったようで、こちらの成長はまだこれからです。