成城3,4丁目の地下を通る外環道のトンネルの、新しい技術資料が出るというので説明会に行ってきました。

喜多見の地区会館(=狭い)が会場なので、てっきりブースを作って個別説明会だと思って行ったのですが学校形式に椅子を並べて全体説明会だった。

こういう形だと、特定の(反対)区民がマイクを握って質問攻め、説明会を聴きに来たのだか住民の苦情を聴きに来たのだかわからなくなる。その展開がわかっている人は道路計画に関心があっても説明会に来なくなるので、サイレント・マジョリティの“知る権利”を守るためにはどういう説明形式がいいのか、いつも考えさせられます。

平成21年頃までは計画も不明瞭なことが多く、いそくみも結構質問しました。が、そのたびに国/事業者側が不明点をクリアにしてきたことと、土木学会などでの自己学習で納得いくレベルになってきました。

今回は新しい絵が出ただけで、工程や詳細設計は未発表ですが、土地の形状に合わせてか、部分部分で工法を変わってきている様子。設計が遅れているのは反対運動のためではなく、実際難工事なのだと思われます。

 

ひとつ訂正したいのは、参加者側の発言の中で、地下にトンネルが通る土地の所有者を“区分地上権者”と言われることがあるが、

〇もとからいる住民は地権者。

〇その地下にトンネルを造る国側が区分地上権者で、逆です。

地下を使うのに区分地上権というので紛らわしいが、行政書士の試験でもたまに出てくる論点です。(ですよね?)

今回の資料は”絵”だけ。