羽根木公園の梅まつり。

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受験&定期試験ピークで砧図書館が混みあうので、休日は梅が丘図書館の閲覧室を利用することが増えてきました。蔵書が少なく調べ物は期待できないが、席数が多いことと、設計の妙か吹き抜けがあるのに子供の声が完全に遮断されるのが嬉しい。

そして行きつけの美容院が梅が丘にあるので、ここで月1回前髪カットしてもらうのが最近のひそかな楽しみです。

 

「前髪くらい自分で切ろう」と最近まで家ですきばさみで切っていたのですが、やはりプロが髪を高く持ち上げてシャシャシャ…とタテにハサミを入れると自然な立体感が出る。仕上げに軽くブローで流してもくれる。行きつけだからかワンコイン程度でやってくれるとはいえ、年収が今の3倍あった時代でも新聞紙を敷いて自分で切っていたのに、美容院で毎回前髪を切ってもらうのは多少罪悪感が…

という心境を話したら、担当の美容師さん(男性、30代後半くらい?)いわく、自分が美容師になった頃は「髪は美容院でしか洗わない」という奥様方がいて、シャンプーのボトルキープがあったものですよ、と。

今ほど毎日洗う習慣がなかったにせよ、“プロに洗ってセットしてもらうのが私の美意識”という世田谷マダムがいたに違いない。

 

「髪を洗うのは美容院でだけ」…すごく贅沢な気もするが、平成ヒトケタくらいまでの奥様方は携帯電話も持たずママ会ランチもなく、しょっちゅうミシンで裁縫していて、子供が学校から帰るころにはおやつを手作りしたりしてた。

どの部分で何にぜいたくするか、時代、時代によるのでしょう。