11月に亡くなった三菱電機時代の上司、マエダさんの「偲ぶ会」。当時のウェルネスプロジェクトのメンバー15名が集まり、三菱グループの永遠の本拠地、丸の内で開催されました。私は副幹事。

転職や異動の先をたどってメールアドレスを見つけ連絡をとり、遠くは高知から駆けつけてきてくれ、ネット時代の便利さを感じます。

かつてともに残業し、海外出張したメンバーたちの近況報告や「今だから言える話」が面白く、20年近いブランクがうそのようです。

飾った写真立てからもマエダさんの笑い声が聴こえてきそうでした。

いそくみの頭の中では、なぜかさだまさしが勝手に

♪去年のあなたの想い出がテープレコーダーからこぼれています あなたのためにお友達 も集まってくれました~

と歌い出す。時代が違うだろ、と突っ込んで、ときに涙が出そうになるのをこらえました。

偲ぶ会って初めてでしたけど、よいですね。お葬式は、自分は知らない故人の関係者(学生時代や、趣味の仲間とか)も来ていて、自分の知らなかった故人の側面に戸惑ったりもする。自分たち主催の偲ぶ会であればだれに気兼ねすることなく共通の話題で、故人に思いを寄せることが出来ます。

そして親しい人を送るたび、人は自分の終活を始めていくのでしょう。

 

この日の近況報告に間に合うようにマエダさんが采配してくれたのか、2月から長期になるかもしれない?日勤の仕事が決まりました。三日前に内定の電話があった。

行政書士の通信教育のテキストもどっさり届いたし、感傷的になっているひまはなさそう。桜の頃にはきっといい報告をいたしますね、マエダさん。