記録的な厳寒だそうですが水仙が咲いて早春を感じます。
気づけば国家試験受験のコースが次々に開講しており、今年は平日は極力仕事をゲットしようと(願わくは週3以上、社会保険付き!)、行政書士のコースは通信講座の説明会に行ってきました。
行こうと思っている予備校の新宿校は、なんと父が勤めていた旧KDDビルの手前にあった。今やデータセンターにでもなっているのか静かなKDDビルですが、大学一年の午前授業しかない木曜日、ビルの前で父親と待ち合わせて京王プラザホテルの「樹林」や、フレンチ「ル・クープシュー」でランチをごちそうになったことを思い出す。
あの頃より西新宿は少しさびれた感じがする。
新しい予備校で説明会と体験授業に出席してみた。大原と比べよいのは通信の学生にもスクーリングの機会が多いこと、自習室が使えること。ざんねんなのは駅から遠いこと、窓からの風景が楽しめないこと。(大原はエルタワー25階)
特筆すべきは、登録用紙の選択肢が
・会社員(派遣社員、契約社員を含む)
となっていたこと。今や男性労働者の2割強、女性の6割が非正規労働、いそくみも正社員になろうとしてなれずそろそろ10年。だからこそ国家資格を取りに来ているのだし、難関資格受験生ほどフルタイムで仕事は出来ないのだから、このような書き方は理にかなっている…そろそろマスコミも、正社員と非正規を差別して書くのをやめませんか?
どちらの予備校も良いところあり、悪いところありだが、新しいテキスト、講師、新しい同級生と知り合えるのはいいなと思いました。
雪道で滑りたくないので、実家の父にKDDビルまでの地下道からの行き方を聞いたら、正確に憶えていた。
というか変わってないのだ、新宿ルミネの横から地下に降りる長い階段も、角にある水出し珈琲の草分け、亜麻亜亭も、地下道の出口の番号も…
銀座や渋谷に比べ、新宿は基本構成が変わっていない。
自分が幼いころから、そして死んでも亜麻亜亭や京王プラザホテルはあそこにあるのかと思うと、ちょっと恐ろしくなる。
取りあえず勉強を頑張りましょう。