このたび、冬の乾燥のせいか手だけでなくまぶたや首筋も湿疹がひどくなり、年内のうちにとまとめて皮膚科に薬をもらいに行きました。

どれくらいひどいかというと、家族に「ママが失踪したら、うちの車のシートから簡単にDNAがとれる」と申し渡してあるほど、手の皮むけがあちこちに散らばっている。

 

皮膚科で行きつけは二箇所あります。それぞれのドクターが出す薬と治療方針から、その時の状態に合うものをセレクトする。

1)年配のドクターは、強いステロイドをガツンと3日くらい使って、あとはプロペト(=ワセリン。薬効成分はない保湿基材)で徐々に薄めて使いなさいという方式。抗生物質の飲み薬も併用。

2)同世代のドクターは、なるべく強いステロイドを使わない方針で、出すにしても最初からプロペトを混ぜて薄めたものが出てくる。

今回は2)の医院で手のひら用、あかぎれ用、顔用の塗り薬三種類に加え、1)で頂いて効き目があった飲み薬、アレグラを出してもらいました。

アレグラは、大野くんが宣伝している市販薬にもなっているくらいだから、古い。

 

処方してもらいに薬局に行くと、果たしてカウンターに

「アレグラは〇〇がジェネリック薬、28日で500円分お安くなります!」と貼り紙が。

うーん、安いほうがいいけどなあ。

しかし思い出したが、そもそもアレグラの前に出た別の薬が、眠くなり試験勉強できないので“眠くなりにくい”アレグラに変えてもらったんだった。薬剤師さんも

「自分に合っているお薬は、無理して変更しないほうがいいですよ」と言う。

薬が合わなかった場合、返品交換する人っています?たいてい全部捨てて新しいのを出してもらうことになるのでは…それこそ本当にムダです。

 

ジェネリックを勧めるときはサンプル的に数日分お試しで使い、良かったら採用。合わなかったら、途中でも、どこの薬局でも、差額を払ってもとの薬に替えてもらえる…といった運用にできないものか。

化粧品は無料サンプルを、シャンプーは1回分のお試しサイズ(だいたい100円)を用意して変更を促している。人体に直接使うもの、という意味で化粧品の事例は応用できると思います。厚労省の人が読んでいるかわかりませんが、ぜひご検討を。