1週間前にそろそろホタルが出ていますよ~とFacebookに書きましたが、数日前から我が家はもっと深刻な・・・羽アリの大発生に悩まされています。

入ってくるのは主に2階の主寝室。網戸の網目をういっとくぐって入ってくるらしく、ベージュのじゅうたんに黒ゴマをまき散らしたように這い回っています。

海老名の実家では、アリ退治用の「アリメツ」という半透明の小瓶が常に洗面所の棚になった。3,4歳頃からそれに気づいていたいそくみは、ずいぶん長い間厚木のアンリツはアリメツを製造していると思い込んでいた・・・という話はおいといて、我が家でもこんな時のために、「アリの巣消滅中」という薬剤を常備しています。ゆるい蜜状の液で、アリが食料として持ち帰れば一家滅亡!というコンセプトのすぐれもの。で、この薬液をベランダに撒き、飛ぶものつながりで蚊取り線香も焚いてみる。するとたぶんこれらで弱った羽アリは自分の家に帰らず、渾身の力を振り絞って網戸の目をくぐり、磯田家のじゅうたんの上を這いまわってこと切れるのです。

うーん、羽アリは死ぬ時も前のめり。

夫は帰宅してじゅうたんがアリだらけになっていると、愛機ダイソンを持ち出して22時でも23時でもガーガー吸い取り始めます。

「何時だと思ってるの!ごきんじょめーわくでしょ!!」

網戸にしたままなので、ご近所には案外掃除機の音よりいそくみの叫びの方が響き渡っているかもしれない。

ネットで検索すると、とにかく明かりを外に漏らさないようにせよということなので、遮光カーテンをひき、空襲警報発令時のように部屋の電灯を極力つけずに暮らしています。

電気代節約にはなるが…アリとの終戦が待ち遠しい。

掃除機をやめさせた手前、いそくみはキッチンに意味もなくたまっているココット型に薬剤をひと回し入れ、じゅうたんからアリをつまみとって回収しています。こんなことしなくてもアリクイ飼ったらいいだろうな。

アリの回収作業を黙々とやっているとたちまち容器が真っ黒になり、達成感はあるのですが、こんなことしているヒマがあったら行政法の演習問題やらなけれはいけないのに(泣)