三が日が過ぎ、息子に続き夫も出社するようになると、日勤でない自分は置いてきぼりの寂しさをおぼえます。こういう時に銀座でも表参道でも遊びに行けばよいのだが、(本来ならこの時間は働いているはず)と思うとおもてを歩けない、損な性格です。第一働いていないからお金がない。

 

ネットで見て年末に仕込んでいた“ローズマリー軟膏”を作ってみました。ローズマリーの葉をエタノールに漬けて浸出液を作り、ワセリンと混ぜて湯せんにかけたもの。ウルソール酸なる成分が豊富で顔のシミ、シワがうすくなる、手のあかぎれにも効くと絶賛されています。

自由研究の残りか家にはエタノールが常備され、アロマスプレー作ったりするのは好きなのですが、このキッチンコスメの類、リスクが大きいと自分では思っています。ネット上では成功例ばかり大きく書き込まれているが合わない人もいるだろうし、作り方によって濃さもまちまち、一般のキッチンは工場に比べ雑菌が多いだろうし・・・

化粧品や薬品は研究開発、効果測定、副作用やアレルギーチェックなどの過程を経て整った環境下で製造されるからこそあの価格になるので、自分で作れるなら基礎化粧品など要らんわい。ひじ・ひざクリームにでも使いましょう。

が、出来上がった軟膏がしっしんとあかぎれのひどい左手についてしまった(無精してゴム手袋を外していたので)。意外にしみないので、おそるおそるうすーくすりこんでみたら、今日は一日調子が良かった。

いやいやいや。①ローズマリーの成分が効いているのか、②エタノールとワセリンを混合して20分湯せんしたことによる変性か ③ワセリンのみでも沸点まで加熱すると性質が変わるのか。②と③とを対照実験してみないと、「ローズマリーの薬効があった」とは言えないはず。

効果は一時的な刺激によるものか、しっしんを改善する薬効成分があるのかも続けて使ってみないとわからない。

というわけで少し続けて使ってみます。