電球の次は時計。最近つける機会がないドレスウォッチの電池が切れているのに気づき、日曜の夜7時ごろ、新宿のデパートに行こうと小田急線に乗りました。

成城学園前では、近くに中国人の女の子3人連れが乗っているなあ…と思ったが、新宿に近づくたび外国人が増えてきて、みるみるうちに囲まれてしまいました。多くは学生か、若い勤め人と思われ、お国は中国、インドネシア、ベトナム?。ラフな服装で、これから連れだって新宿にご飯を食べにいく感じ。おそらく寮生活で、自宅のキッチンで料理がしづらい事情もあるのだろう。それにいそくみの知るところ、東南アジアは安い屋台やフードコートなどが充実しているので、国民性として外食の利用率が高そうです。

東南アジアは男性でも香料を使うので、小田急線の車内がオリエンタルな香りになっている。サザエさんじゃないが、久々にデパートに行くのでおめかししている自分は場違いな気がしてきた。上海やパリの地下鉄に乗った時のような緊張感がありました。

外国人の万引き率が高いとは言えないのだが、今後外国人観光客や留学生がどんどんやってきたとして、「地下鉄は危ないから、自家用車で移動しなさい」ということにならないだろうか?

イタリア旅行の時に半日案内してくれた、父の知人弁護士の娘さんは決して地下鉄に乗らなかった。自家用車かバス、バスもなるべく乗らずに歩くと言っていた。公共交通機関は日本では推奨されるけど、海外では危険という感覚なのかなと驚いた記憶がある。

外国人が沢山入ってくると、日本の安全神話も少し形がかわるかもしれない。宝石を身に着けたり、ブランドバッグを持っては地下鉄に乗れない…という世の中になったらそれはそれで不便だろう。

そんなことを考えているうちに新宿に着き、外国の若者たちはわいわいしゃべりながら楽しそうに電車を降り、散っていきました。