生前退位議論で皇室に注目が集まりそうな今年、お二人を結んだテニスコート付近にて。プレーヤーは70代くらいの方々でした。

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一次試験を終え、塾合宿から帰ってきた息子を連れて家族3人で現実から逃げるように軽井沢へ。今年は息子の塾スケジュールに合わせたので世間のお盆休みより1週早い家族旅行となりました。

保育園児だった子供と行った最初の頃は、旧軽銀座からとんぼの湯、アウトレットまで人がいっぱいで、ランチ1500円はする(そしてファストフードは少ない)観光地なのによく若い人が来るものだなと不思議だった。これから政治家や文人に代わりIT長者がどんどん別荘を建て、軽井沢は永遠に不滅なのだ~と思っていた。

しかし。今年は1週早いせいかどこも空いている。とんぼの湯でロッカーが選べる。貸自転車屋の廃業が目立つ。昨年は大勢いた、中国人をはじめとする外国人観光客すら減っていた。
もう長年お世話になっているペンションのオーナーさんも
「ガソリンスタンドが、車が来ないと言ってる。人が少ないです」と。

アウトレットには若い家族、カップル、着飾った母娘連れで賑やかだったが、外の通路と広場は混んでいるものの、店内はガラガラ。唯一混んでいたGUCCIやCOACHは中国客が主流。だいたい、今の若夫婦世代は高級ブランド品は買わないし、インテリアや日用品はネットで注文してしまうのではないか。ハイブランド店には50代以上のマダムが数人、というのは欧米ではまっとうな景色だ。フェラガモで24万円のバッグが17万円になっていたが、最初からこれ狙いで来たのでもない限り買わないだろうなあ・・・

人間わがままなもので、混んでいればうっとおしいが、空いているとなんだか寂しい気持ちになる。今日本で一番賑わっている観光地はどこだろう?



買いに来ているというより散策に来ている感じ。