朝食には、ロールパンかトーストに濃いめのミルクティー。中1のときからずっとこのパターンなのですが、暑い季節になるとトーストより冷たいシリアルが食べたくなります。
先日、偶然地元の小田急OXでなつかしいものを見つけました・・・1987年夏、イギリスにホームステイし語学学校に通ったときに食べた、Weetabixというシリアルで、ちょうど軽石くらいの大きさに固めてあり、牛乳(甘味はないので、自分は砂糖も足します)をかけてさくさく崩しながら食べる。

寄宿していたB家は、娘さん2人を嫁に出したご夫婦で、いそくみと14歳のオーストリア人のコーネリアが姉妹の部屋を使うかたちでお世話になりました。
夕食は大きな窓からお庭が見えるダイニングでいただくのだが、朝食は私たち2人で、キッチンの半
円テーブルでとる。シリアルと果物とたっぷりのミルクティー、時にはくたくたにゆだったスパゲティの缶詰め(トマト味)なんてものもありましたね(←グローバルに不評)。Weetabixはお気に入りだったのだが、この年になって東京で会えるなんて。早速買ってきて朝食にいただきました。
よく、「昔は美味しいと思って食べたが、その後いろいろ美味しいものを経験するので、年月を経て食べたらおいしいとは感じなかった」という話を耳にしますが、このシリアルは今食べても美味しいと思いました!しかも、腸内環境を最適化する=お通じに効く。
食べ物や香りは記憶を連れてくる。もう四半世紀も経つのに、あの涼しいキッチンで女子2人でとった朝食を、このシリアル1つで鮮やかに思い出すのでした。



中国語併記が、唯一昔と違うところ。