国際協力のNPO法人でご一緒している中尾哲彰さんという陶芸家がいらっしゃいます。
今年も新宿京王百貨店の「中尾哲彰 作陶展」に行ってきました。
この方の作品は、銀色に光る窯変が特徴で、「銀河釉」と言います。いそくみも2年前に青色の「夏銀河」(淡いグリーンが春銀河、白が冬銀河)のビールカップを買いました。

ヨーロッパで先に評価されたということですが、なるほど欧米の家庭に似合うような雰囲気です。
中尾さんは慶應の哲学科卒なのですが、この銀色を陶器で出す研究を重ねたお話しなど聞くと、理系の研究者の感性を感じます。早稲田からは作家が出ますが、慶應からは芸術家が出る素地があるのでしょうか(川久保玲とか)。
毎年来ると、「今年は春銀河の当たり年かな」とちょっと傾向がわかったりする。

着物姿の奥様に交じって、リュックをしょった若い男性も訪れていました。カップ1客10000円前後なので、手が届くアートですね。

29日まで、展示即売もやっています。



●展示販売コーナー


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●夏銀河のカップ(いそくみ私物)



●中央のジャケット姿が中尾氏