以前より出入りしている野多連(のたれん=野川の多自然川づくりを考える連絡会)主催による

「野川がつなぐ多様な生命」シンポジウムに行ってきました。


先着80名でキャンセル待ちが出たくらいの大盛況。

それぞれの専門家から野川や国分寺崖線に生息する「蝶」「鳥」「メダカ」「ホタル」およびマッピングのデザインネットワークについてのプレゼンです。

最近財務会計の演習で脳に酸素が足りなくなっているので、次々とプロジェクターに登場する自然の営みが新鮮です・・・もともと理科が好きだった。生まれ変わったら理系になりたい。

どれも興味深い講演でしたが、なかでも、ICUの小林牧人先生によるメダカの繁殖の講演が秀逸でした。

「魚が住める環境、だけではだめ。魚が繁殖=デートできる環境を作らないといけません」

これって今の日本の少子化対策への提言にも使える?!


会場は例によって60代平均な感じ。

「もっと子供たちに聴いてもらえれば」という声もあったが、いそくみはとうにあきらめました。

土曜の午後、子供たちは塾や部活やゲーム、友達とLINEするのに忙しい。そして大人になって子供の自由研究を手伝う時期になって

「もっと自然観察しておけばよかった」と反省し、定年後仕事が一段落しての自己学習、区民センターの自然科学シンポに参加して「孫を連れて来たい」と思い、その頃孫たちは部活や塾にいる…そんなものなのだろう。


(頭の中で「♪花はどこへ行った」が回っています。思い浮かばない方は検索してね)


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