ポスティングでお報せがあった。外環道シールド機組立工事などの説明会に行ってきました。

朝、珍しく息子が「お腹が痛い。食欲ない。サッカーを休む」というので医院に連れて行き点滴に付き合ってから行ったので到着が30分ほど遅れてしまいました。

(熱もなく原因はわからないが、夏風邪は流行っているようです)




会場に行くと5,60ある席はほぼ満席。一昔前は高齢者ばかりだったが、働く世代の男女が増えて、土曜のPTA会合の雰囲気も出てきた。家の近くに大きな工事があるというので、騒音や交通安全の面からも関心が高まっていることがうかがえます。

今回新たに出た質問、問題提起から

1) 殿山の工事現場から6世紀後半と推定される墳墓2基および須恵器が発見されたという情報について:保存は出来ないだろうが、工事が進む前に近隣の小中学校生徒に見学させられないか?

→建築現場内であることもあり、前向きに検討してもらえそうになかったが、こういう提言が出るのは世田谷らしくてよいと思います。個人的には、前方後円墳のような権力者の“見せ墓”を除き、他人の墓を見学するのは抵抗あるのですが・・・専門家を案内人とした現場案内動画をYou Tubeで公開するのはどうでしょう?

2) トンネル工事で排出される土砂を一時保存する土砂ピットの近くにお住いの方より:高さ18mと聞いており眺望や日照が心配だ。本当にこの高さが必要なのか?近くの住人のことの生活環境を重視し、可能な限り低くするなど善処してほしい:

これについては、同じ地域の方から「土砂ピット近くの住人を対象にした説明会を別途開催してほしい」との要望も。

これには2つのポイントがあり、1つには、作業効率化が進んで実際にはそれほど土砂のストックはなくても、ピットの縮小まで改訂が及んでいないようなケースが公共事業にはしばしば見られます。住民から指摘して修正をかけないとそのまま進んでしまいます。(この事案はどうかわからないが)

また2つめには、こういった説明会には常連のご意見番が来て、質疑時間を占有してしまうことがある。特定地域に関わる問題は、担当者と名刺交換して「後日別途説明会を」と要請するのが賢明。「この説明会で終わりです」と断られることはありません。

説明会資料を見て気になったのは、トラック2000/日の工事車両、大方は東名高速道路を使って移動するが、大型トレーラーなど特別車両は、高速を走れないので多摩堤通りを使う。

ただでさえ混んでいる多摩堤通りを大型トレーラーが走るとどうなるでしょう?・・・(この後ちょっとだけ続く)