日付が戻りますが、日曜日の午後に外環道計画地の住宅が受けることになっている、家屋調査を受けました。

家屋調査の概要・意義については以前書きましたが、

http://ameblo.jp/iso-kumi/entry-12023861371.html

特に外環道に限ったことではなく、水道やガス管工事に伴い近隣の家屋をあらかじめ調査しておいて家屋への影響をみることは、ままあります。

わが家の場合

<発注者>自治体(個人負担なし)

<調査業者>株式会社 中央クリエイト 

<作業手順> 日時予約の上、調査員2名来訪、屋内各部屋、外周、外壁をチェック。

          所要2時間半~3時間。



2012年雇用調査アルバイトで世田谷区内の建築関係業者を回った時、測量会社から

「測量士はいくらでも採用したい。即戦力歓迎、新卒でもここで教えて資格取るまで面倒見る。経験者なら月33万円~です」

と言われ、人材不足を痛感した業界。来訪した調査員も若手でした。土日をかけて他人の家の壁をくまなく見る作業だから、視力、体力、根気が必要でしょう。

ざっと見て全体で2、3カ所チェックが入る程度かと思いきや

こんなのもクラック(ひび)と認定。






女主人としていそくみが忙しいのは、彼らが移動する部屋に先んじて鬼のように片付けをしなければならないこと。そのうちに息子がサッカーから帰ってくる。背の高い方の調査員と比べるとまだまだこびっちゃくて、

(理系に進んで将来建築の仕事にでも就くなら、身長がないと高いところが見られないな)

徒競走以外にも身長を伸ばす必要性を痛感したのでした。

その気になってみると外壁にも派手なクラックが。



終了後の彼らのメモを見ると、数10カ所にチェックが入っていました。結果は後日報告書でいただけるそうです。家屋調査は高額なため個人で依頼することはあまりなく、公共事業に関連してでないと受ける機会が少ない。

他の地域ですが、道路工事の後に外壁のクラックが拡がったと感じるが、事前の家屋調査がなかったためにそれを証明できないという例もあります。自宅近くに道路工事の予定があり、家屋への影響が心配だという方は、工事事業者に家屋調査を相談してはいかがでしょうか。

(道路がらみは数軒まとめて要望したほうが話が通りやすいそうです。)


調査員が帰ってから

「おうちがきれいになったね」

と息子。そういう副次効果もあります(うちだけか)