日本マクドナルドの苦肉の策、“ママズ・アイ・プロジェクト”の広報発表を見たら、自分の保育園ママ時代を思い出しました。

通っていたムック喜多見保育園の並びには王将、さぼてん、喜多見駅改札のそばにマックとミスドがくっついていた。王将やさぼてんでお惣菜を買い家に帰って作るのはまだしも、マックうやミスド(麺&点心など軽食がある)で「今日は夕食を済ませてしまいましょう!」というのは子供は喜ぶが、日本の母親としては少なからず罪悪感を伴うものでした。

出来れば、テイクアウトを買いに来る他の家庭と会いとうない。


子供が少し大きくなると王将に行けるようになる。ここなら野菜が摂れるのでいくぶん罪悪感は減ったものの、子供も大きくなっているので客単価が上がります。最初のうちは母はビールを頼んでいたが、そのうち節約でビールを止めるようになると、息子(当時4,5歳)が心配そうに

「ママ、なんでビール飲まないの?頼んでいいよ」と言ってくれるのでした。

あるとき、王将の別のテーブルで、幼児クラスのお母さんがひとりで定食を食べていた。営業マンの昼食のようにさっと済ませると、彼女はそれから子供を迎えに行くのである。

(その手があったか!)

自分もその時代を経験したいそくみはすぐにわかった。幼児に十分付き合って夕食をしていると、自分は食べるヒマがない。帰宅が遅い夫のぶんは作ったりするが、自分は息子の残した幼児食を食べて終わりにして、ずいぶん痩せた時期もありました。夕食=残飯処理だもの、楽しいわけがない。そのうち夫が「自分のぶんはスーパーのお惣菜買ってくるからいいよ」と言い出し、自分は子供のため、夫は私のために気を遣っているのだが、子育て家庭とは夕食が崩壊するのだなと思った。

たまには定食屋で自分が先に済ませれば、もう少し余裕が出来たかもしれませんね。


子供が王将に行ける年になれば夕食はマックでもよいのだが、日本の母を納得させる健康的なメニューを増やさないと利用率は上げられないだろう。有機野菜をふんだんに使って高付加価値にすればモスと差別化できないし・・・何より、カサノバ社長がエリカ・アンギャル(注:ミス・ユニバースを育成する栄養コンサルタント.。ブロンドの健康美人)みたいなヴィジュアルにならないと説得力がない。





初めて咲いた、チャイナ・ローズの粉粧楼(フンショウロウ)。

コロンと可愛く、甘いクラシックなバラの香り。

防虫剤を控えめにしていたら葉っぱはハキリバチにやられて穴だらけです(涙)