隧道(ずいどう)と読んでね。入試には出そうにないが・・・

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ブログのアクセス数は下がるものの、必ずコア読者がいる「外環道計画」問題。

計画地域で心配されている住民のデメリットについて自分なりに調べています。

〇外環道計画地域は都市計画法67条により、勝手に土地を売れなくなる?

 →「土地建物等有償譲渡届出書」(A4 1枚)の、外かん事務所への提出が必要になります。

   許可は一両日だそうです。

   後日用紙をお見せしますが、形式的なもので、記載する労力は学童申立書の1/10以下か?

〇外環計画が地下を通過する地域は地価が下がっている?

 →これは前にも書きましたが、不動産屋さんに聞いたところ、

「今のところ外環トンネル計画を理由に地価が下がるということはない」

「外環道を理由に家・土地を売りたい人がいたら紹介して」と逆に熱心に言われたので、引っ越そうかとお考えの方は一度連絡してみるといいかもしれません。

さらに、今回つかんだ情報は外環トンネルは今技術的な面で難航している、ということ。店頭では扱っていない業界誌の「日経コンストラクション 11/10号」1320円。(ネットで注文可)


リニア、外環をはじめとする最新シールドトンネルが直面する技術課題が、そうはいっても日経系列なので一般向けにわかりやすく書かれています。特に外環は「拡幅部は業者が応札に尻込みするかも」しれない難題だそう。

現場作業で死亡事故が発生するとその会社は一定期間入札停止になるなど、安全と人命を第一に考える業界ルールも初めて知りました。

トンネルと腹腔鏡手術はよく似ていると思う。成功すれば開削(開腹)術より周囲への影響は少ないが、熟練した技術と綿密な事前診断が必要。技術面での問題を正しく理解したい方はご一読ください。