先日、10代の頃の母の手製の穴あきレースの白いワンピに赤い太ベルト・・・の話を書いていて、
http://ameblo.jp/iso-kumi/entry-11893262186.html
(んっ?もしかしてあのベルト、まだあるのでは・・・)
思い立って、実家からひとり暮らし~この家まで持ち歩いている衣装ケースを開けたら、ありました!
数日前に届いた必要な明細書はなくなってしまったりするのに、こういうものはなぜいつまでもあるのだろう・・・改めて見ると、金属に革の一部をはめこんだデザインが80年代を感じさせます。LANCELと書いてあるが、もちろん直営店ものではなく、デパートの婦人雑貨売場でワゴンに長く並べて3000円均一とかになっている、あれ。
手製ワンピースは高校の頃の話だから、ベルトはもっと後、自分で稼げるようになってから買って合わせたのかもしれない。
このタイプはバックルをいったん外し、ベルト穴の合うところで長さを切ってはめ直す。いつも母がやってくれ、一人暮らしになったら自分はどうベルトを調整しようと心配したものだが、今では細ベルトか、太いのは布か柔らかいなめし皮をサッシェのように巻くタイプが主流なので、自分で長さを調整しないで済んでいます。
おそるおそる巻いてみると、穴位置はどうにかOKしかし!
裏側の黒い合成皮革がぼろぼろともみ海苔のように剥がれ落ちた・・・こりゃもう使えない(泣)。
若いころは2~3000円均一ベルトでアイテム数を増やしたが、母は少数でも裏まで本革の高額品か、裏に何も貼っていないソフト革一枚のものを買っていた。それらはいまでも健在で、私がお古をもらったりしています。革製品の目利きは、ブランドブーム以前の世代に教わるべし・・・品質も良かったのかもしれませんが。
もう1つ写っているのは、いそくみ30代前半頃、そんな母がハワイ土産で買ってきてくれたグッチ。エルメスのリバーシブルベルトが流行した頃で、もっとセレブなご家庭ならHマークベルトが母土産だったろうが、銀バックルに黒×こげ茶のグッチは仕事着にもよく合って気に入っていました。
今はこのタイプは出番が少ないけれど、革の質がよいので、きっと次のロゴベルトブームまで健在でいるでしょう。(そう、ブランド品はやすやすと傷まないので捨てられない)