以前このブログでも著作を取り上げたアメリカのファッションコンサルタント、ティム・ガンを有名にした番組と言えば「ああ、あれね~」と思う方もあるでしょう。服飾学科の学生たちを相手に毎回テーマを与えて服をデザインさせ、1人が優勝、1人が脱落でだんだん人数が絞られていく。ファッション学科の学部長でもあるティム・ガンが、年齢も性別も様々な学生たちのアドバイザーを務めています。


もっぱらやることが遅くて夕食に一時間かけ、塾の実力テストは最後まで行きつけないうちの息子。何が勉強になるかと言えば、この番組では与えられた予算内で材料を買い、制限時間内に作品を仕上げることが課題なのです。そこは番組だから途中でお金を失くしたり、手を怪我したり、作品にシミを作ってしまい最初からやり直したりというハプニングも起きるが、めげずに最後までやり遂げる学生たちの根性がすごい。


審査員は、VOGUEなどに出ている一流のデザイナーやディレクターです。一所懸命作った作品に対して「あなた作品のここがダメ」と、番組だからかなり手厳しいことも言うが、相手が立ち直れないほど打ちのめさない。次につなげる含みを持たせた、うまい言い方をしているなと勉強になります。


最近はスポーツ流行りで、文系の学生はなにをしているのかと思っていたが、本日の朝日新聞、教育欄にも大学を卒業してから専門学校に行く学生の増加が取り上げられていた。

コトラーやシェークスピアを勉強しているだけではわからない、文系の白熱戦は専門学校にあるのかもしれません。




在庫リスクを負わないために「週末に買った服は月曜日に即、使う」

アウトレットのBOSSのニットに、ヴィンテージのブローチをつけて。