東京オリンピックの開催が実現されることになり、45年間眠っていた東京外環道計画も徐々に動きを見せてきています。余談だが、誘致に一役買った「お・も・て・な・し」の女子アナは、外環が開通すると大気汚染の影響を受けるとされる地元中学校の出身。奇遇なことです。
会社を少し早く出て、何度目かの「外環オープンハウス」に行ってきました。
オープンハウスは、大きな説明会のように反対団体の対応に時間をとられることもなく自由に説明員と話せて便利なのですが、他の人がどんなことを心配し、質問しているのか、それに対する答えはどうだったのか記録に残らないのが難点。
外環道に関しては農家の方々、サラリーマン層、一戸建てか分譲マンションかでそれぞれお悩みが違うと感じますが、住宅地の地下を大型トンネルが通過する成城地域で気にされているのが、この春から始まる測量、それに続く(所有地の地下を使ってよいという)契約。
「契約の前に工事の詳しい説明があるべき。それに伴うリスクや補償の説明がないと契約書にサインは出来ない」
こういうご意見は、2013年9月の明正小体育館での説明会で出ましたが、その後運営側から「工事の説明会をします」という話はありません。
で、今日いそくみが、NEXCOの説明員に再度申し入れをし、ご近所にもお伝えしました。
大手不動産屋なら所有地の下にトンネルが通って地盤沈下が起きたとしても、金をドブに捨てたと思って(死語?)我慢するかもしれませんが、庶民にとって家は最大の財産。
国家プロジェクト相手にどう交渉を進めるか、大手企業勤務者の多いご近所住人のお知恵を借りながら、よき先行事例を作りたいと思います。
入手した「一般的な道路事業の流れ」でも、工事の説明は契約の後になっている。ホント?