明けましておめでとうございます。


元旦は氷川神社のお参りを済ませ、海老名の実家へ行っていました。息子は2日めには近所の子たちと公園に出て行ったので、久々に母と駅前のイオンまで初売りを冷やかしに行きました。


イオンはいそくみが中学生時代からある建物で、そろそろ建て替えとも言われています。食料品や生活用品の間に数店高めのブティック(カーディガン23000円くらい)があり、改装が近いためSALE札がひときわ目立ったので、入ってみる。

奥の会計近くで、母より少し年上の女性が、店員に指示して数点をお取り置きしています。ほぼノーメイクで食品を買いに来たついでに寄った、という雰囲気ですが、羽織っている毛皮のコートは高価そうでした。住宅地の人ではなく、代々の地主の奥さん風。母は母で、その女性が何万円もの商品を次々と決めている様子に驚いていたらしい。


私達には別の店員がつき、ガラス棚に入っていたインド製カシミール柄の大判ストールを見せてもらいました。色違いで淡い緑×オレンジと、グレイの濃淡の二種。上品で見栄えがします。

これ、2つとも買って時々交換しようか~と母娘で盛り上がりほぼ決めていたところへ、先ほどの女性がこちらへ戻ってきて

「あらそれ、私も買おうかと思っていたの。ちょっと見せて」


他の客が検討中の商品を見せて、と言うかな~?

小室(旧姓)母娘はDNAが響きあって同じことを思ったのですが、いそくみは2つの理由から(この人は買わない)という確信をもって見守りました。

・毛皮のコートを着慣れた人はそれ1枚でアウターが完成するので、柄物のストールは出番がない。・・・叶姉妹をごらんなさい、毛皮を脱ぐと下は肩ストラップのドレスだけです。

・エスニック柄はダサさと紙一重。スッピンの高齢者がエスニックのストールを巻いたら、ファッションというより人類学の資料写真に近いものがある。


案の定“大地主夫人”はグレイのストールを当ててみただけで商品を戻した。ここは私の店よという意思表示か、私たちが(特にいそくみが)よそ者に見えたのでけん制されただけなのか、都心のデパートではあまりない出来事でした。





帰省する女性のみなさん。懐かしい故郷でも、都会から帰ってきた女は地元の人にはよそ者に見られることがあるのでご用心。母親にとっては自慢の娘だから、きれいめの恰好で帰るのがやはり正解だと思いますが・・・





今年のたなくじ(高速で変わる映像を携帯で撮影する)。

ほんとかいな??



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