以前聴いた再生エネルギー関係の講演会で、いそくみと同世代のとある地方都市の市長が

「『原発反対!』というより『再生エネルギーいいね!』という取組みをしたい」と言ったのが印象に残った、という話をしました。


 この本は、ドイツの市民レベルの活動から再生エネルギーの電力会社が設立されるに至ったルポルタージュです。

 日本とドイツでは法律が違うということもあるが、似たような少資源の技術立国なのに、いまだ市民運動というと反対運動しか出てこない日本と、再生エネルギーの比率をどんどん高めることに成功しているドイツは何が違うのだろうと、いろいろ考えさせられるところがありました。

ドイツが日本と決定的に違うのは、良い(正しいと思う)ものにはお金を出す、一般の人でもファンドや寄付をまめにするというところでしょうか。


著者が在独日本人女性ライターで、なかなかエネルギー革命が進まない日本へのメッセージとも受け取れる内容になっています。

平易な内容ですので、本好きな子なら小学校高学年でも読めそう。

いろいろ語るのも野暮ですので、ぜひお手にとって読んでみて下さい。





まずは、自分で出来る自然エネルギー活用で、この冬はソーラーのスマホ充電器を買おうかなと思いました。