会社で定期購読している「宣伝会議」、ぱらぱらとめくっていたらこんな記事がありました。

「高速道路が、くらしに欠かせない存在だと思ってもらえるアイデア募集」



いそだ久美子のブログ~成城浪人日記~


出しているのは、外環道に関わる方々にはよく知られている西日本高速道路(NEXCO西日本)広報部。

う~ん。作っている会社がその意味を問うてどうする?

他の業界にあてはめても

「美白化粧品が必要と思ってもらえる提案」

「スマホが便利だと思ってもらえる使い方」

はわざわざ募集しなくても、一般に受け入れられています。

何よりメーカー側がいくらでも説明できるだろう。


道路会社も大変ですね。


で、こんなニッチな提案などじゃんじゃん応募が来るとは思えず、結局「社員と家族が積極的に応募せよ」ということになって、それがバレて

「応募者はサクラ、社員および社員の家族の応募が9割」

などとメディアに書きたてられそうだ・・・想像ですが。

昔何かで読んだが、世界的な建築家である妹島和世女史が、大きな建築プロジェクトを手掛ける時の感想を問われて

「ああ、また反対運動があるのかなと思う」

と答えていたが、建設関連というのは”万人に喜ばれるわけではない”運命を背負った因果な商売なのかもしれません。