いそだ久美子のブログ~成城浪人日記~

息子は我が家にペンギン(のフィギュア)がやってきてご満悦だが、それ以外にも生き物?が増えました。

夫の実家から、庭で捕れたというアゲハの幼虫が4匹、虫かご入りで届けられたのです。(ネットで調べたら、キアゲハらしい)

ひぇ~~・・・

たいていのことには動じないいそくみも、イモムシ系だけは苦手。戸別訪問したお宅でサンショウの木にアゲハの幼虫がついているのを見つけ速攻退治しようとし、住人のおじいさんに「アゲハになるまで大事に見ているんです」とたしなめられたくらい。

魚のつかみ捕りすらできない息子は嫌悪感が振り切ってしまったのか、虫かごを凝視して

「ママ、緑に黒の模様があって、見ればみるほど気持ち悪いね」

とつぶやいています。

夫と息子に今後の世話を命じました。


生物は、愛されて育てられるように人間でも猫でも子供は可愛い容姿をしているものだといいますが、こやつらは例外。

この気持ち悪い生物から早く美しい蝶になって~という思いで、なんとなく自分も日々観察するようになりました。

元来赤子が好きでないいそくみが、息子の成長を楽しみに見てきた気持ちと通じるものがあります。


もしゃもしゃとパセリを食べる様子を

(うちの子もこんなにばくばく野菜食べてくれればいいなあ)

と頼もしく見ていたのですが、ある日2番目に大きい1匹が、半身薄い緑色になって動かなくなった。サナギになったらしい。大きい1匹は色は変わらないが昨日から動きません。

食事は十分与えて、涼しいところにおいているのに、サイケだった体色がなんとなく生気がなくなりくすんできた。こんな狭いところに押し込められているんだもの、環境悪いよね。


嫌いだから言うのではないが、ハト小屋ほどの空間ならともかく、虫かごに入れておくのは虫のためにもよくない気がします。

息子が虫マニアでなくて良かった。


だからと言って、庭に放つのは絶対にいや。ぶるぶる。。。