(注)話題が話題なので、お食事しながらPCを使っている方はのちほどお読みください。


さて、先週「学校トイレ洋式化推進運動に加わる」話を書きましたら、あちこちから反響をいただきました。やはり小学生のママに関心の高い話題でしょうか。


<その1>

家では洋式だが、外出先では和式のほうがよい。というご意見。

多くの人が使う座面に接するのに抵抗がある。またそれをペーパーで拭いたりするのが面倒。これ、よく聞きますね。


いそくみの場合、最近の和式は両側にsplashが多く、パンツは思いっきりロールアップしなければならないので、出来る限り洋式を選ぶ。センタープレスの入ったきちんと系パンツのときには待ってでも洋式です。

「1歩前へ」という貼り紙も増えてきていますが、これは和式のデザインが幅狭くなり、周囲に飛びやすくなったのでしょうか。(この後その答えが出てきます)

公共のトイレで抵抗ある事象にはどんなものがあるか、一度アンケートしてみたいです。


<その2>

洋式トイレで育ったため、女児の飛び散りが増えているというご指摘。


そうか・・・真偽のほどはTOTOにでも確認が必要ですが、この説は目からウロコでした。”深い座り込み”が出来なくなり、コントロール力がなくなっているとは想像できます。日本に和式トイレがある限り(半世紀経っても、今の黒電話・円筒ポストくらいには残っているだろう)、大和なでしこは和式を美しく使いこなさなければなりません。

小学生の頃、男子たちは空き地で「円月殺法~」とか言ってコントロール力を鍛えていたようですが(海老名だけ?)、女子はなるべく和式に慣れるためにも、小学校のトイレは、使用率に関わらず和式多めに残すべきという考えもあるかも。


<その3>

小学校のトイレが和式であることが”屈辱的に嫌だった(=humiliating)”という米国人教員の体験談。


今後英語教育が進み、欧米人の英語教師が小学校に出入りするようになると、

「外国人に日本のトイレはどう見えるか」

ということも気になります。昔、中国の地方都市に出張すると、公衆トイレのドアが西部劇みたいで、中で用を足している人が見えるのが嫌でした。それと同じ感覚

でしょうか。


ちなみに、発起人の関根ジロー松戸市議会議員によれば、

「全洋式化、という縛りはかけていません。各自治体とも、”校舎各階1つ和式を残す”改修工事が多いようです」


使用習慣に基づく和洋比率を決めるのか、

鍛えるためにも和式を多めに残すか、

グローバル化を見込んで洋式化を強めに打ち出すか・・・


この問題は、奥が深そうです。