ハルニレテラスやトンボの湯がシックなモノトーンで造られ、緑と調和しているところに感心したが、レンタサイクルで移動しながら街を見ると・・・あれ?
・「薬のセイジョー」が明るい青×黄でなく、ダークブルーの看板である。
・コカ・コーラの自販機が、赤でなく渋いセージグリーンである。
恐らくは、自治体や町会の規制で、大手チェーンですら、風景に調和するような色に変更させられているのでしょう。軽井沢おそるべし。
軽井沢によく似ているといわれる成城にも「成城憲章」があり、大正時代は、家の敷地内にヒマラヤ杉かアカマツを3本植えろとか規定があったらしいが、今それを守ったら我が家は家が建つスペースがなくなる。
それに比べれば、看板や建築の色規制はこれからの街づくりに効果的・・・が法人相手に交渉するのは大変だろうなあ、と想像したのでした。
自転車に乗るなら、家族にも判別しやすい派手な色のリゾート帽子を買おうと思っていたのが、この雰囲気に影響され?緑がかったグレイの帽子を買ってしまいました。
***
夫と息子が自転車で遠出する間、軽井沢に来たらおきまりの、旧軽銀座をぶらつきます。
ここは別荘族&万平ホテルの宿泊客?らしき、きちんとつばの立ったお帽子に宝石を身に着けたマダムだちも闊歩。
「あぁら おひさしぶり」「昨日から来てるのよ」
などという会話も聞かれます。
母とはたまに行った、銀座の高級ブランドセレクトショップの草分けと言われるブティックS・Mの軽井沢店に立ち寄ります。
アクリスやアイグナーなど高級ブランド服を、別荘族風のマダムたちが試着中。
いそくみはイタリア製の有名ブランドのサンダルで、デザインも素敵で奇跡的にサイズが合い、23000円のが半額!というのを見つけ、買うことに・・・
しかしちょっとまて!
靴を何度もひっくり返したが、イタリア靴に必ずついているgenuine leather(本革)マークがどこにもない。
聞いてみたら「新素材でございます」
つまり合成皮革とのことで、キャンセルさせていただきました。
あのS・Mでセール品でも1万円ちょいとは安いとは思ったが、合成皮革品を売ってるなんて~~対応が良かったのがせめてもの救い。
老舗高級店にも、不況によるオキテ破りがありそうです。
息子を乗せ自転車爆走したパパをカフェで休ませ、母子デートした
軽井沢現代アートミュージアムにて。(息子が撮影)
草間彌生のこの作品の前のみ撮影OKでした。