いそだ久美子のブログ~成城浪人日記~


誕生日だし、仕事も決まったし、VLOOKUPの壁もどうやら越えられそうだし、記念に指輪でも買おうかと思い立ちました。

とはいえ忙しくてデパートに行く時間なし・・・と思っていたところ、折よく、行きつけのアンティークショップatticのブログに「ヴィンテージリングが入荷しております」と。


訪ねてみると、1900年代前半を中心に、華奢なリングが並んでいます。この時代のリングはルビー、真珠、アメジスト、オパールなど小さな色石をデザイン的に並べ、アームにも彫金が施され、全体に薄造りのものが多い。(と私もネットでのにわか勉強で知った)まさにお姫様リング・・・


2つほど迷い、写真を撮って母と、宝飾業界にいた伯母に写メ送ったら、大きな石の指輪をいくつも所持する2人には鼻で笑われると思ったが

「アメジストが素敵」「オパールは手がきれいに見える」

キャッキャッ(という感じで)盛り上がっています。

で、アメジストと小さいパールが彫金の台に乗っているのを選びました。


1920年代のイギリスのものだそうで・・・これつけてて選挙に落ちた女性活動家とか、Excelが出来なくて自殺した職業婦人のものだったとか、ないよねきっと。


母や伯母は

「大きな(宝)石は、いずれ私のがいくから買うのは止めなさい」

と常々言っているが、超高齢化社会、70代の親世代は相変わらず元気で銀ブラなどし、当分ゆずってもらえそうにありません。

でもそのことが何より幸福だと思えるのです。