編み物の得意な熊谷の伯母が、今流行のスヌードを編んで送ってきてくれました。
話は前後するが雪の前の日に届いたので、”八甲田山”行軍には大変役立ちました。
宝飾業界にいて40年前からヴィトンのバッグを持ち、いいものを知り尽くしている人なので、毛糸選び、品質にも凝っている。
私には「ほたて貝の卵巣色」と「ずわいがにのほぐし身色」の2つが届き、パーソナルカラーが夏の私にはずわいがにが合うようで、写真右のほうを頂きました。
しかし手編みのマフラー類、いそくみの感覚だと似合うのはどうしても学生服世代まで。
大人の女性が、外出着にこれをどう使いこなすかなあ・・・と思案していたら、地下鉄銀座線の中で、おしゃれな若い女性たちが、ファーやざっくりニットのショールをラインストーンのキラキラするブローチで留めているのを見かけました。おお、これだ!
イマックやアビステのきらびやかさはちょっと気恥ずかしいので(値も張るし)、アンティークのラインストーンのブローチを使ってみました。写真ではわかりづらいが、金属も石も程よくくすんでいるので収まりがよろしい。
これを見つけた成城 atticの店長さんによれば、製品はイギリスのものだが、1960年くらいのヨーロッパのラインストーンはほとんどチェコ製だとか。ボヘミアンガラスで有名ですしね。
最近、アクセサリー店で数々並んでいるラインストーンブローチは、中国製が多い。
今でこそ何でも中国製だが、1960年代頃は中国は文化大革命、キラキラしたブローチの生産など許されなかった時代だったのだろうと思ったりしました。