いそだ久美子のブログ~成城浪人日記~

すっかり秋の気候になり、日常使うフレグランスもディオリッシモからゲランのジャルダン・バガテールへ。

これはバガテール庭園の白い花を集めた香りだそうで、主張のないフローラルと蜜の匂い。ゲラン、手を抜いてないかとつっこみたくなる一品ですが、つけていても他人に嫌味でない(柔軟剤の香りくらいにしか思われないかも)ところが無難でもあり、現在2本目使用中です。


さて、先般落選後2社めの面接に呼ばれ、体験から始めることになった三軒茶屋の事務所、本日からスタートです。

業界としてはホテルレストランの空間プロデユース関係の華やかな世界。いそくみも大学時代はずっとホテルセンチュリーハイアットでバイトしていたし、セコム時代にフレンチのミクニと院内レストランの広報企画をしていたので、まんざら知らない世界ではない。

オーナーである女性社長は、サムライの佐藤悦子さん系を想像していたら、美人ではあるがケバくなく、きびきびしたタイプなのも好感が持てました。


で、本日最初の仕事は・・・

面接をした事務所兼ご自宅の下にある、地下室です。箱詰めの什器やカタログ、本がぎっしりつまった部屋の奥にパソコンスペースがあり、そこが仕事場。

うわ~地下室、苦手だ。

いそくみ、日の当たらないオフィスがなぜか苦手。会社の発送室ってたいてい地下にありますよね?最終ぎりぎりの発送物にダッシュで乗せてもらったり、地下のおじさんたちにとてもお世話になったのに、なぜか発送室が息苦しかった。

社長も最初のうちは地下室に一緒にいたが、やがて

「じゃあ、私は上で仕事するから。何かあったら電話してね」

と上がっていってしまった。

ひえー、おまけに孤独も苦手。


地下室でも比較的広くて一緒にいるスタッフと話せるとか、ひとりでパソコン作業でも、窓のある事務室でやるとかならいいが、地下倉庫でたった1人はツラい。


壁際の本や、後ろの箱積みがだんだん迫ってくる錯覚が・・・

思えば、独りで家に居ても煮詰まるからと必死で就活をしているのだ。

仕事場が孤独だったら、子供を預けて働きに出る意味がないような。


夕方になり社長が降りてきて

「あら?ここに積んである箱、動かした?」

「動かしてませんっ!!」(やめて~)


社長が来たら来たで、孤独感はなくなるがいろいろ修正も指示も飛ぶ。

久々に、息子の学童延長してまで、仕事しました。

「最初だからいろいろお願いするけど、いずれデパートやホテルの展示会視察の仕事もあるから」

取りなすように社長は言うが、デスクワークはこの地下室なんだろうし、やっていけるかなあ?(箱が寄ってくるし)