ハワイに来たら、とにかく午前は息子が満足してくれるまで徹底的に海、プール。
午後はトロリーバスに乗って街へ出ます。
ショッピングはアラモアナが有名、一流ブランドが揃っていますが、周囲に何もないので幕張アウトレットっぽくもある。
ワイキキのクラシックホテル、ロイヤルハワイアンが敷地内に、通り沿いにオープンしたロイヤルハワイアンセンターは表参道ヒルズのような感じで、ぶらぶらウィンドウショッピングするにはいい感じです。
ピンクのロイヤルハワイアンホテル。赤プリ旧館を思わせる老舗です。
このポーチの左奥に最新のロイヤル・ハワイアン・センターが。
<とりあえず、靴だ!>
ブランドバッグはほとんど買わないいそくみですが、海外に来てまず探すのは靴。
足サイズが25.0-25.5(イタリアサイズで39 1/2-40)なので、この大きさになると日本のメーカーではかねまつ、ミハマなどの大手ブランドしか対応しません。
バリーはこのサイズは生産しているものの、日本には輸入していません。
大きいうえに幅広・甲高なので、細身のフェラガモはかなり無理があり、
今のところ自分に履ける靴があるのはグッチ、バリー、ジミー・チュウくらいです。
海外もお国柄次第で、中国は纏足の国なので大きい品揃えは少ない。
あるときバリーで
「世界中で一番足の大きい国はどこか」と聞いたら
「オランダです、マダム」
と即答されました。
いつか行こう、オランダへ。
さてお店に入ってまず
「この店にある39 1/2 と40の靴を全部持ってきて」
と言ってみて(←えらそう)、出してくれるのは5箱がせいぜい。そのうち何足かはスニーカーだったり、10cmピンヒールだったり”ありえない”選択なので、最後に一足決まればいいほう、散財しすぎることはありません。
ブランド品で日本の定価の3-5割は安いし、長く使えるものなので、時間があれば探してみて下さい。
*私が大学の卒業旅行にパリで買った黒のブーツは、まだ現役です。
チュウのいいところは、ものすごい耐久性があってヒールも甲革も
ちょっとやそっとじゃむけない、傷つかない。ブランドロゴが表に出
ないせいか、英国王室やオバマ夫人も使ってますね。
<息子のファースト・ウォッチはSWATCHで>
「最近時間に興味があるようだから、そろそろ腕時計を持たせてやって」
箱根の旅行で母親に言われ、まだ少し早いかなと思ったけどアラモアナでSWATCHに連れていきました。
息子が色とりどりの時計の中から選んだのは”紫”。
「えーっ、黒、紺、グレーがいいんじゃないの?」
(ランドセルは黒しか見なかったのに・・・)
「紫がだめなら真っ白がいい」
結局紫にしましたが、息子の日焼けした手首にすると意外にシックでした。
時間を見るときのうれしそうなこと。
今後もそういう”初めて”をたくさん経験してね。
<何はなくともABCストア>
ヒルトンの敷地内にあるので、ここで朝食買って部屋で食べるのもアリです。
オリジナルブランド、オーガニック製品などいいものが揃っているので、お土産選びもここで多くまかなえます。
<服はご当地ブランドで>
最初に来たときに「アロハシャツを買おう」と、老舗ブランドのトリ・リチャードに行きました。柄が上品で生地や縫製もよく大変気に入ったのですが、ここは来るたびにアロハシャツの比率が下がり、おしゃれなリゾート着、オフィスにも着ていける服が増えています。
日本では探すのが難しくなった膝丈のタイトスカートがあったので、同じ生地のロールカラーのブラウスとセットで買いました。
「これは会社にも着ていける」がいまだに判断基準。失業中なのに・・・
家族も、私がタイトスカートにヒールパンプスをでいるのが一番好きみたいなので、早くそれに見合う生活に戻りたい。
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余談ですが、日本には35歳以上の女性に似合うスーツがとても少ない。いくらサイズが合うからと、40近くになって20代の子と一緒のリクルートスーツは顔の老け感が強調されます。かといって、銀座マギーの原色スーツは政治家くらいしか使いまわせないし。
ヒルトンには、時々40-50代のビジネスウーマンがPCを使いながらカフェに座っていたりしますが、皆ライス元国務長官のようにシックですてきなスーツを着ています。
ああいう服が日本にないのは、それを必要とするビジネスウーマンが育っていないということなんだろうな。