海外渡航前、最後の将棋教室。

前回息子はお誕生日プレゼントの扇子を、道場に忘れてきた。

いそだ久美子のブログ~成城浪人日記~

自分で先生にお話ししなさいと受話器を渡したら

「せんせい、せんす忘れちゃった。とっといてくださいー」

礼儀もへったくれもないお願いが通じたらしく、今回ちゃんと取り戻せました。

宮田先生いわく、

「昨日、この扇子の木村一基さんと同席しまして、

『うちの教室の生徒が、あなたの扇子を大事に持って練習に来ます』とお話したら

『それはうれしいです』

と言っておられましたよ」

渋い韓流ドラマみたいな話ですね。そのうち木村八段の弟子になるかな?


*韓流ドラマも、ラブコメばかりだとバカにされるから、そろそろ将棋やサッカーの根性ものや、政府と原発など社会ドラマも手掛けてほしい。そしたらいそくみも観ます。


息子は木村八段の話、わかったようなわからないような顔をしていたが、今日は5枚落ちで先生に1敗・2勝だったそうです。


松陰神社前道場の席亭に言わせれば、うちの息子は駒打ちの音がいいそうだ。

ピアノじゃあるまいし、そんなの関係あるのか?

帰りにつないだ小さな手が、なんだか貴重なものに思えました。


****

息子の将棋を待つ間、いそくみは小宮山事務所にお手伝いにいく気力もなく、東急ストア地下のサン・ジェルマンこもってハワイのガイドブックを読んでいました。


ハワイ旅行を控えて、勉強好きな夫が夜を徹して読んでいたものです。

夫とは旅行直前まで会話する時間がないので、せめて同じ資料は読んで、頭に入れておかないと。

読み始めてがっくり来たのは、

「ハワイはいつも同じホテルに泊まって、同じところに行ってマンネリ化していませんか?日々進化するハワイです、新たな挑戦を。。。」

というコンセプトの打ち出しです。


売店もトイレもどこだか知り尽くしているいつもと同じホテルで、

毎朝ABCストアに行ってコーヒーを買い、

だらだらしてちゃいけないのだろうか?

新規事業開拓の視察に行くわけではないのに(怒)


飲んで遅く帰って来た夫に訴えたら

「そういう商業主義に乗せられないよう、疑って読むことが大事」と。

(↑酔っぱらっているほうがいいこと言う)

ガイドブックもマスコミも、疑ってかかれ。

休暇中も、緊張感が抜けない磯田家です。