だんなと息子は小学校のサッカーの練習試合に、7時から出かけて行きました。
久しぶりに、下北沢の芝居の予約を入れていた。
下北沢でひとりラーメン食べていたとき、店内に下がっていたチラシのうちの1枚から選んだもの。
劇団子公演「そのペン、書けず」 下北沢駅前劇場にて
私の祖父が朝日新聞浦和支局に勤務していた頃、地元暴力団との抗争を支局でまとめた「ペン偽らず」という超マイナーな本がある、そのタイトルをパクったみたいで目についたのでしょう。
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いそくみの街頭演説は芝居の舞台みたいだ、と言われることがある。
他のおしゃれな大学生がテニスやスキーで青春していた頃、私たちはレポートを書く必要もあって、下北沢や駒場のアングラ劇場で、木箱に座って芝居を観ていた。
当時は役者さんより演出や脚本ばかりに興味が集中していたけれど、
そのときに刷り込まれた発声、表情、間合いと笑いをとる精神なんかが、今の自分の演説の原点になっている気がします。
原点回帰。大学で観劇仲間だったゆきちゃんを誘っていざシモキタへ。
「シモキタの劇場だったら、わたし目をつぶってでも行けるから」
ゆきちゃんとおしゃべりしながら案内して行ったら、本多劇場に到着。あわてて引き返す。
このシモキタの迷宮感覚も、いずれ駅前開発で整理されていまうのかな。
そこそこ知られた劇団なのか劇場は満席。
新聞社に対する戦時中の言論統制は、テーマとして少し重かったが、笑いもほどほど、全体として真面目に、整った舞台だった。
少し役者さんが美男美女すぎるかな・・・
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いったん帰宅して、簡単に夕食準備してから、今度は地元仲間に誘われた
「保坂のぶと区長 就任報告会」へ。
保坂さんとは、外環道路の勉強会ほかで何度か顔を合わせていました。今や向こうは区長で私は一般区民。
会場の成城ホールは400席は満席で立ち見が出る盛況ぶり、知っている顔も多い。期待度が、すごいですね。
保坂区政はまだ端緒についたばかりですが、区民との接点を増やそうという姿勢がうかがえました。
一般からの質問をちっちゃいA5用紙に書かせて休憩時間に回収、事務局が内容をまとめて壇上の質疑応答とする。
この手法は良かったです。会場質問を受け付るより効率的で、使えるなと思いました。
(どうも、演出に目がいってしまう。。。)
ネット社会が発達しても、チラシはけっこう大事。