シェーンブルン宮殿の中は残念ながら写真撮影禁止です。
ケチやな~。
しかし中に入ると、ちょっと納得。中はものすごい渋滞でした。
オーディオガイドで足を止める人もいるのですが、特に渋滞を引きおこしているのはツアー観光客!
ただでさえ大勢の人が、ガイドの説明で足を止めているものですから(^_^;
こんな中で写真撮影OKになると、更に混雑してしまうだろうから仕方ないかな~。。。。。。
このシェーンブルン宮殿の年間入場者数は150万人。それが40程度の部屋に集中するのですから、
この混雑も仕方がありません。
(しかし2009年度の海遊館が年間220万人というと、この数は微妙ですね(笑))
ガイドブックから、中はこのような感じです。
部屋はもう、豪華、豪奢という言葉しかないです。
ただ、私は部屋よりも、そこらに飾られているハプスブルク家の人々の肖像画が見れたことがよかったな~。
外に出ました。
霧が凄いですが、遠くに霞んで見えるのがグロリエッテ。
1775年にプロイセン戦の勝利と慰霊のために軍事記念碑として建設され、今はカフェになっています。
時間があればこのグロリエッテやシェーンブルンの庭園(動物園や日本庭園もある!)にも行ってみたかったですが、ここを全て楽しむにはほぼ一日が必要な感じです(^_^;
またの機会ですね。
おそらく今日は無理だったでしょうが、天気が良ければグロリエッテからはシュテファン寺院などウィーン旧市街を望むことができるようです。
もっと夏の季節のいい時に来て、庭園を散歩してみたいです。
シェーンブルンの庭園への入り口です。
また正門側に戻ってきました。
シェーンブルン宮殿、確かに凄いのですが、外側が逆に綺麗すぎるという印象を受けました。
つまり長年の歴史にさらされた味わいが感じられないのです。
おそらく修復したばかりなのでしょうか?しかしあまりにも綺麗に修復しすぎて、『最近建てました!』という感じになっているのが残念です。
上の写真を見ると、最近建てたホテルのようにも見えてしまう。
シュテファン寺院が長年の歴史を感じさせるのと対照的です。これだけが残念だった。。。。。
(こういう綺麗に修復しようというのはヨーロッパの考え方なのだろうか。そういえばスイスのトゥーン城も、
昔の写真はすごく重みを感じたのに、去年に行ったときは漆喰を綺麗に塗りなおして、新築のように見えた)