こんばんは。

婚活中の方におすすめの本をご紹介します。


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オー・ヘンリー作

※画像お借りしてます

【あらすじ】

貧しいジェイムズ・ディリンガム・ヤング夫妻が相手にクリスマスプレゼントを買うお金を工面しようとする。

夫のジムは、祖父と父から受け継いだ金の懐中時計を大切にしていた。

妻のデラは、その金時計を吊るすプラチナの鎖を贈り物として買うかわりに、夫妻が誇るデラの美しい髪を、髪の毛を買い取る商人マダム・ソフロニーの元でバッサリ切り落とし、売ってしまう。

一方、夫のジムはデラが欲しがっていた鼈甲の櫛を買うために、自慢の懐中時計を質に入れてしまっていた。

物語の結末で、この一見愚かな行き違いは、しかし、最も賢明な行為であったと結ばれている。

※Wikipediaより引用
 
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えっ、どこが婚活向け?

子供向け絵本でよく見かけるタイトルじゃない?ぶー

と思われる方もいらっしゃるかもしれません。


実際、私がこの本と初めて出会ったのも小学生の頃の話です。

そのときは

「好意の行き違いは悲しい。でも、互いに自分の大切なものを売ってまで相手にプレゼントを買うなんて、本当に愛し合ってるんだな~照れ

と子供ながらに感銘を受けた記憶があります。

しかし、つい最近翻訳版の全文を読んでみて、新たな気付きがありました。


それは


『相手のことを理解しようと努力すること』


『相手を喜ばせたいという献身的な姿勢』


『相手の気持ちをそのまま受け取る素直さ』


がどれほど大事かをこの本は教えてくれているのでは?ということです。




ジムとデラはお互いが大事にしているもの(懐中時計と髪)、欲しがっているもの(鎖と櫛)を正しく理解し、


自分の宝物を質に入れたり売ったりしてでも相手を喜ばせたいと思い、
(『自己犠牲』ではなく『献身』というところが重要)


プレゼントが役に立たなくなったという結果ではなく、お互いの思いやりと献身に目を向けて愛情を確認しあいました。


目先のことやモノに捕らわれず、相手の本質を見つめているんですね。




例えば、めっちゃダサいアクセサリー(例・某ブランドのオープンハートネックレス)をプレゼントされたとき

「センス無さすぎ」と切って捨てるのではなく

「慣れないながら店員さんに聞いたりネットで調べたりしてくれたのかな?」と感謝する。


相手がデートにヒールで来て歩きにくそうにしているとき

「歩くの遅いな。なんでそんな格好で来るんだよ」と非難するのではなく

「自分とのデートのためにおめかししてくれたんだな」とおおらかに受け止める。



こういう姿勢、めっちゃ婚活に役立つと思いませんか?

というか、婚活のみならず絶対に人生に役立つ!と私は思いますおねがい


ジムとデラは、本の中で「愚か(foolish)だけれど、贈り物をする人々の中でもっとも賢い(wisest)」と述べられています。

来る結婚生活に備え、私もこの二人のように『賢く』生きたいな~と思うのでした。




5分で読めちゃうので、お時間があるときにぜひ読んでみてくださいウインク

「あなたが褒めてくれた髪、切っちゃったの。それでも変わらず好きでいてくれる?」って言うデラかわいいよデラ。




それでは。