政府は、2019年1月1日に皇太子さまが新天皇に即位し、同時に元号を改める検討に入ったというニュースにビックリだ。
何が驚くかと言えば今まで後手だった元号をじっくり決める時間があるということだ。
つまり社会の色々な所に影響する元号が予め用意できるということであり、カレンダー印刷とか手帖とか役所の手続き用紙とかかなり生活に入り込んだところにおいて混乱が少なくなる。
昭和から平成に変わった時などはわずか1日で元号が決まった(決めざるを得なかった)ことを考えると天皇のご意向があるとは言え国民の多くが納得するだろう。
ただこのシステムが今後も続くかと言えばそれは未知だ(生前退位が1代限りということから)。
俳句に"降る雪や 明治は 遠くなりにけり"というのがあるが、"降る雪や 昭和は 遠くなりにけり"ということになりそうだ。
ところで2019年っていうのはいつか。
来年の2018年、平成30年の12月31日までが平成でその次の日が2019年1月1日であり、この日から新しい元号になる。
これは取りも直さず2年後(715日)の出来事になるわけだが、2020年の東京オリンピックより前であり、人によっては「間もなく」という感じもするだろう。

K3/HD-DA15mmF4EDAL Limited