ひさしぶりの更新です。
今回は少し流行りのテーマです。
「インスリンの値段について」
インスリンは使い捨て(プレフィルド製剤)と詰め替え(カートリッジ製剤)があります。
昔からインスリンを使っている方は詰め替え(カートリッジ)のほうがなじみがあると思います。
一方、最近インスリンを始められた方は使い捨て(プレフィルド)のほうがなじみがあると思います。
もちろん使い捨てよりも詰め替えのほうが安くなります。
では詰め替えにすると1年間にどのくらい安くなるのでしょうか?
(1年あたりどのくらい安くなるか書いてるサイトがぱっと出てこなかったのでまとめました。)
今回はカートリッジに実際に切り替えた時の値段について書きます。
次に切り替え時に起こりうるトラブルについて書いてみたいと思います。
まず、2011年8月時点のインスリンの薬価はこちらによくまとまっていますので、参考にしてください。
http://www.hsp.ehime-u.ac.jp/medicine/okusuru-ichiran/20.pdf
このブログはIDDMの方を対象に主に記事を書いていますので、
超速効型インスリン:ノボラピッド、ヒューマログ、アピドラ
時効型インスリン:レベミル、ランタス
についてまとめてみました。
まずはインスリンの値段です。
いずれのインスリンも1本あたり300単位入っています。
患者さんが支払う額はこの値段の3割負担なら3割ということになります。
次に、
超速効型インスリンを1日20単位あるいは40単位つかった時の値段について示します。
負担額は健康保険を使うと、支払額は3割になるので、実際に1年間に支払う額を示します。
たとえば、
ノボラピッドを1日20単位使用している患者さんでは、、
使い捨て(=プレフィルド)では、1年間に支払う額は16,688円。
詰め替え(=カートリッジ)では、1年間に支払う額は11,848円。
詰め替えの方が若干割安(1年間で4,840円安い)なのがわかります。
お金の価値観は人それぞれですが、
1日に40単位つかっている人だと倍の9,680円割安になるので、
たくさん使っている人はカートリッジのほうがよいかもしれません。
次に時効型インスリンの値段を示します。
1日20単位使用している人で、
年間約5,000円程度安くなるのがわかります。
IDDMの方では長期間にわたってインスリンをつかうので、
先にも書いたように多くの量のインスリンを使用している方は、
担当の先生と相談してみると良いと思います(^ ^)
次回はインスリンをカートリッジ製剤に変えた時に実際に起こったトラブルについて紹介し、
スムーズに切り替えがいくポイントを僕なりに考えてみます。


