1型糖尿病は「糖尿病の中の糖尿病」です。
多くは青少年期に発症し、
ご本人・ご家族に多大な精神的負担を強います。
この病気は過食や運動不足とは関係なく発症する免疫疾患です。
しかしながら、
「そんなもの食べるから糖尿病になるんだ」
「食べて大丈夫なの?」
などなど、巷では2型糖尿病と混同した心ない発言をよく耳にします。
どういう病気かを世の中に普及するために記事を書きます。
すでに1型糖尿病を知っているかたはスルーしてください。
先に述べたように1型糖尿病は免疫疾患です。
われわれには、ウィルスやばい菌を排除するための免疫が存在しています。
この免疫が間違ってインスリンを作っている膵β細胞を破壊してしまうのが、1型糖尿病です。
1型糖尿病の発症機序をイラストで紹介します。
↓1型糖尿病の発症機序↓

さらに1型糖尿病にはいくつかのタイプがあります。
①1型糖尿病(一般的なタイプ、小児に多い)
②緩徐進行1型糖尿病(SPIDDM)(2型と勘違いされて治療されうる)
③劇症1型糖尿病(発症早期から管理が難しくなる)
*下2つのタイプについては、別途項目を設けて説明します。
1型糖尿病ではインスリンが枯渇するため、
インスリン注射を行わなければ生存が困難になります。
1921年に人類は初めてインスリンを手に入れました。
インスリンにより、それまで「不治の病」であった1型糖尿病患者の生存を可能にしました。
圧倒的な薬効のため、インスリンはまたたく間に製造・販売が開始されました。
*1922年Eli Lilly社より「アイレチン」
1923年Novo Nordisk社より「インスリンレオ」。
その効果を実感させる古い写真があるので、紹介します。
↓インスリンの1型糖尿病に対する効果↓

その後長い期間インスリンはブタから抽出されたものが使われていました。
1980年代の技術革新により、ヒトインスリンを大量に安定供給できるようになりました。
2001年には、用途に応じて使い分けをすることができる、
超速効型インスリンが登場します。
これにより、低血糖を増やすことなく、良好な血糖コントロールを行いやすくなりました。
20世紀の科学技術の進歩は偉大です。
今後さらに科学技術が発展し、技術が人を幸せにすることを私は祈っています。
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多くは青少年期に発症し、
ご本人・ご家族に多大な精神的負担を強います。
この病気は過食や運動不足とは関係なく発症する免疫疾患です。
しかしながら、
「そんなもの食べるから糖尿病になるんだ」
「食べて大丈夫なの?」
などなど、巷では2型糖尿病と混同した心ない発言をよく耳にします。
どういう病気かを世の中に普及するために記事を書きます。
すでに1型糖尿病を知っているかたはスルーしてください。
先に述べたように1型糖尿病は免疫疾患です。
われわれには、ウィルスやばい菌を排除するための免疫が存在しています。
この免疫が間違ってインスリンを作っている膵β細胞を破壊してしまうのが、1型糖尿病です。
1型糖尿病の発症機序をイラストで紹介します。
↓1型糖尿病の発症機序↓

さらに1型糖尿病にはいくつかのタイプがあります。
①1型糖尿病(一般的なタイプ、小児に多い)
②緩徐進行1型糖尿病(SPIDDM)(2型と勘違いされて治療されうる)
③劇症1型糖尿病(発症早期から管理が難しくなる)
*下2つのタイプについては、別途項目を設けて説明します。
1型糖尿病ではインスリンが枯渇するため、
インスリン注射を行わなければ生存が困難になります。
1921年に人類は初めてインスリンを手に入れました。
インスリンにより、それまで「不治の病」であった1型糖尿病患者の生存を可能にしました。
圧倒的な薬効のため、インスリンはまたたく間に製造・販売が開始されました。
*1922年Eli Lilly社より「アイレチン」
1923年Novo Nordisk社より「インスリンレオ」。
その効果を実感させる古い写真があるので、紹介します。
↓インスリンの1型糖尿病に対する効果↓

その後長い期間インスリンはブタから抽出されたものが使われていました。
1980年代の技術革新により、ヒトインスリンを大量に安定供給できるようになりました。
2001年には、用途に応じて使い分けをすることができる、
超速効型インスリンが登場します。
これにより、低血糖を増やすことなく、良好な血糖コントロールを行いやすくなりました。
20世紀の科学技術の進歩は偉大です。
今後さらに科学技術が発展し、技術が人を幸せにすることを私は祈っています。