世界っていうコトバがある


ほんの少し前まで 私は

世界っていうのはケータイの

電波が届く場所なんだって

漠然と思っていた

(長峰ミカコ「ほしのこえ」)


この世界には、光速(300,000,000m/s)より速いものはない。

“もの”というのは物体に限らない。より広い言い方をすると“情報”である。

もちろん、質量のある物質は光速以下で移動する。

ケータイの電波(電磁波)も光速で飛び交う。

重力の及ぶ範囲というのも、現実には光の速さで広がっていく(らしいです)。


つまり、

(宇宙が誕生してからの時間)×(光の速さ)=(距離)

この距離以上の空間に何かが存在していたとしても、我々はお互いに決して干渉しない。

この絶対的な境界には名前がついている。


「粒子の地平」


と。


(*)「事象の地平」=ブラックホールの半径のこと。

光(を含めてすべて)が中から出てくることのできなくなる境界のこと。