下記「N(真)=N(偽)」の反証をしてみましょう。


(こういう問題は、違和感があってもいざ反証するとなると難しいものです。)


PとQという真理値(真か偽か)を確認できない2つの命題を想定します。

・Pが真である確率は1/2。Pが偽である確率は1/2。・・・(A)

・Qが真である確率は1/2。Qが偽である確率は1/2。・・・(B)


ここで、P∧Q(PかつQ)という命題を考えます。

P∧Qが真であるのは、Pが真でかつQが真であるときだけです。(P,Qいづれか片方でも偽の場合はP∧Qは偽です。)


(A),(B)によって

・P∧Qが真である確率は1/4。P∧Qが偽である確率は3/4。・・・(中間帰結;C)


一方、P∧Qは真理値が確認できないので、「N(真)=N(偽)」の議論に従って

・P∧Qが真である確率は1/2。P∧Qが偽である確率は1/2。・・・(D)


以上により、(C)と(D)は矛盾するので、「N(真)=N(偽)」は反証される。