↓「ニワトリの存在原因」の続きです。
[1]ニワトリが産んだタマゴ の場合を少し変形します。
我々は通常、個体ごとに生物の種類を決める。つまり、ニワトリ以外の生物として生まれ、成長したらニワトリ以外になるという認識をしない。
(ちなみに、この説明に対して出世魚のような話を持ち出しても意味はない。タマゴとニワトリの間にヒヨコという段階を挟んでも問題の本質は変わらないからだ。)
つまり、[タマゴ→ニワトリ]が個体として1セットなのである。
ある生き物を見て、それがニワトリであると決める。するとそのニワトリは必ずタマゴから生まれているのだ。
こうして、[1]の場合も[2]ニワトリが生まれたタマゴの場合と同様にタマゴが先という結論に行き着く。或いは[1]は[2]の場合に含まれる。
そもそもこの解答は、↓「ニワトリの存在原因」での推論過程と独立である。
したがって、「個体ごとに1セットである」という1つの前提から、煩雑な推論や場合分けを経ることなく「タマゴが先である」と結論できる。