暇だからうんちく語り続きw | Islay(あいら)のブログ

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「アイラの升書きブログⅠ」に行ってくだちい

うんちくの続きw(興味ない人読まないでね^^)

前回紹介したラフロイグという酒にはアイラモルトの中でも特に強い思い入れがあるんです。

皆さんは、おいしいものを食べたり、飲んだりして感情的な涙を出した事あるでしょうか?

自分は人生で1度だけ飲み物である・・・・

それが「ラフロイグ 1966 シグナトリー」
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ラフロイグ蒸留所から1966年に仕込んだ樽をシグナトリーという瓶詰業者が直接買い付けし、31年熟成のビンテージ品として世に出されたものです。

BARに通い出して数か月だから・・・21歳の頃かな?

行きつけのBARのマスターが、はじめカクテルばかり飲んでいた私にダークラムやゴールドラムをすすめてくれるようになり、次にブランデーやバーボンなど、徐々にアルコールの高い癖のあるお酒を好んで飲むようになって行った。
最終的にモルトウィスキーに行きついたんだけども・・・・
で、モルトばかり飲んでると、ある日マスターが「今日はすすめるやつを順番に飲んでよ」と、バック棚に百数種類あるモルトから数種類を選んでくれた、一緒にいた友達とマスターとでくだらない話などを肴に飲み進めていたんだけども、最後に出してくれた1ショットの酒を一口飲み、数秒後に友達と私に衝撃が走った、私には時間がとまったようにも感じた。

その味は言葉にしたり文字にすると安物っぽく感じるんだけども、飲み始める前にまず華やかなるヨード臭(薬品臭いw)、口に入れた瞬間広がる強烈なスモーキーフレーバー(煙臭さw)、荒々しさと上品さが一口で何度も変わる変化に富んだ奥の深さ、そして驚いたのがその(フィニッシュ)後味の長さ・・・

自分が今まで生きてきた21年より10年も長く、樽の中で眠っていた31年熟成の凄さ

するとマスターがニヤリと笑い、こう言う「カクテルもいいけど、ウィスキーってすごいやろ」

その時に気づく・・・・

今まで知らぬそぶりで私の酒に対する「舌」を鍛えてくれたマスターという存在

そして、私は感動して涙を出しました。(ボロボロ泣いてないよ?)

現在36歳・・・今まで生きてきてあの時以上に飲み物で感動した事はないです。

味だけなら、それを超えるんじゃないかな?っていうウィスキーはいくつかあったけどね・・・


高級と言えば高級かな?

当時で1ショット(30ml)で3000円

酒屋さんから直接瓶ごと買ったら3万8千円(そのままバーテンになったので取引の酒屋で特別価格)

現在のその価格・・・・ネットで調べたら・・・↓
http://www.caveduvin.jp/shop-description.php?ID=1257938446

あぁ・・・独り身だったころは、こんな酒をフツーにポンポン買って飲んでたんだなぁ・・・・
懐かしき独身貴族の頃・・・