まるで深く重い水のようだ



その体感は滝底に滞る水面のように容赦なく肌を刺す



陽が届かぬゆえの冷たい世界を感じさせるほどの圧力があるが
あえてその自然なる力に抵抗して重い空気の壁を鉄馬にまたがり掘り進んで行く



2009/3/15(日)AM 9:00頃




春樹はDUCATIと共に風になる


ここ数日のうららかな陽気に心昂ぶり風転なる自我が始動した…





国道137号線の長い登り坂…
通称【御坂道】を南に向かい駆け上がる






途中死にかけてる親父の様子を伺うことも目的だが…



目指すは海だ…



聴きたいのは風の唄だ…




感じたいのは潮の香りだ…




焼きつけたいのは夕陽のせつなさだ…




味覚に至っては語るも無粋だ…



ふれたいのは…春の行楽?!




いえいえ…




そんな単純なものではございません。




風転なる我が胸のうちが始動





せつなさを求めて…


自由を求めて…



宇宙(そら)を求めて…




侘びたり寂びたり自然の息遣いはささくれ立った春樹を癒します。
そしてヘドロの如く澱んだ心と歪んだ視界を浄化させます。




ルートは西伊豆スカイラインから県道59号線を抜け堂ヶ島のやや南に抜けました。




そこから西伊豆の海岸線をフラフラと


黄金岬



男達の挽歌(エレジー)



そして…


2009/3/15(日)PM 4:30頃



恋人岬へと


男達の挽歌(エレジー)



沈む夕陽を眺め眺めながら…



男達の挽歌(エレジー)



感じるものが間違いなくございます…


我が心が求めるものが…


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