アガサ・クリスティーの「ポアロのクリスマス」です。

題名のとおり、今回は、ポアロの登場です。
クリスマスも近づいたころ、ある大富豪が、家族全員を屋敷に
呼び寄せます。
暴君で意地悪な老人は、団欒のために家族を呼び寄せたのではなく、
財産の話を持ち出して、家族が争うのを見て、楽しんでました。
そして老人は、イブの日に、自分の部屋で血まみれで、殺されます。
家族全員が、殺人の動機を持ち、ポアロは捜査にのりだします・・・
今回も、犯人がわかりました。
どう考えても、おかしな行動をした人がいたのです。
おもしろかったのは、クリスティはこの作品をある人に向けて、
書いたところです。
読者である彼は、最近のクリスティの作品が洗練されていて、
貧血症的になってきたと、不満を述べました。
そして、「もっと血にまみれた、思い切り凶暴な殺人」を、求めたのです。
確かに、クリスティ殺人は、毒殺とか、中毒とか、殺人とはっきり
わかるものが、少ないですよね。
本当はクリスマスに記事を書きたかったけど、間に合わなくて
ちょっと残念でした。