日本の恥、飲食業の衰退 | ヘミングウェイのブログ

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最近の飲食業って何か変。

最近のバーテンダーやソムリエに、

飲食の文化、
粋、

わかるのだろうか。
楽しく食事をするとか、
楽しい食事を演出するとか、
そういったものではない。

ある意味、
やせ我慢の部類だ。

食事をしていたら、
隣のテーブルの30代半ば位のカップル、
カチャカチャと、
ナイフ、フォークを打ち鳴らしながらの食事。
それで思い出した。

以前、
ソムリエとバーテンダーが、
レミーマルタン社の招待で、
食事をするプロモーションがあり、
門外漢ながら、
コネでもぐりこんだ。
もちろん、
ルイ13世目当てだ。

食事が始まったときの、
レミーマルタン社のプロモーターの顔が未だに忘れられない。
真っ赤になって、困惑顔、苦笑い。
心の中で、
こう叫んでいたに違いない。
『こんな奴等に、礼を言わなければいけないのか。』

100人位いただろうか、
食事が始まると、
蜂の巣をつついたように、
蚊の大群が現れたかのように、
ナイフ、フォークがカチャカチャと、
わーっと部屋いっぱいに響き渡った。

日本人として、
恥ずかしい限り。

こんなものか、
飲食の専門家とやらは。
虚しい気になった。