イタリアツアーも折り返しを迎えた6日目。
もうこの頃には、筆者は早く日本に帰りたくて仕方なくなっています。
【日程】
フィレンツェ 🚌ピサへ(約1時間30分)
ピサ 世界遺産ピサ市内観光(約1時間)
●斜塔
🚌フィレンツェへ(約1時間30分)
途中ミケランジェロ広場に立ち寄り
フィレンツェ 🍴キノコのパスタ
世界遺産フィレンツェ市内観光(約2時間)
◎ドゥオモ ●ウフィツィ美術館
観光後、自由行動
🚌ホテルへ
【朝】
朝食 7時から
出発 7時45分
連泊のため荷物出しなし。
朝食メニューは画像の通り。
メニュー数だけ見ても明らかなとおり、グレードは下がりまくっています。
しかもここに連泊ですからね。
明日も全く同じメニューだということです。
食べるのが大好きな筆者。
もう二度とイタリアに来たくないと思ったくらい酷い食事内容。
ピサへ
ホテルからバスで約1時間30分ほどかけて、斜塔が有名なピサへ。
流石有名な斜塔。
観光客でごった返しています。
斜塔入場には時間指定のチケットが必要になり、指定の時間までは入れないということで入場時間まで自由時間。
フィレンツェへ
バスで移動すること約1時間30分。
フィレンツェへ。
移動中、ミケランジェロ広場に15分ほど立ち寄り、写真タイム。
このダビデ像、よく見ると目の中にハートを宿しているんだとか。
バスの中で添乗員さんが教えてくれたが、筆者のカメラでは捉えることができなかった。
なお、肉眼では絶対に見えない。
昼食はフィレンツェ市内のレストラン
Ristorante Pizzeria Rubaconte
Via Ghibellina, 178/r, 50122 Firenze FI, イタリア
グーグルマップで☆3.8(913)
この頃になると「もうトマトソースじゃなきゃ何でもいい」という思考になっていた気がする。
イタリアのパスタはもちもち感はなく、ペラペラで食感を楽しむものではないようだ。
鶏むね肉にトマトソースをぶっかけ、オリーブを添えた感じ。
オリーブはオリーブ自体の味がして美味しいが、かっちかちの鶏むね肉に飽き飽きしたトマトソースのコンボは筆者には耐えられなかった。
味は非常に甘い。子供向けのような感じ。
これがイタリアのレストランで食前に出てくるバケット。
どこの店のものも固くて髪千切れないほど。
オリーブオイルを店員にもらい、塩をかけることでなんとか食べられるが美味しくはない。
そして、海外の店員は日本と違い、色々な所作が雑である。
そんなことは知っていたはずだが、この頃になってようやく気付く。
テーブルの手前に座ると、店員が料理を運んだり食器を下げる際にソースを飛び散らせることがあるのだ。
そして、客の服が汚れたとしても大して気にしない。
テーブルの手前に座る際は非常に気を付けた方がいい。
食事後はフィレンツェ市内の観光。
現地ガイドさんと合流し、ガイドを受けながら全員で行動。
観光客でごった返していて、絵を見るのにも一苦労。
観光後、現地ガイドさんがトイレが使用できるという革製品の店に連れて行ってくれた。
が!
もちろんただで貸すわけもなく...
ガイドさんと契約でもしているのだろうか。
店に入るなり、トイレを貸す前に商品の説明を聞いていってくださいと、日本語がペラペラな店員さんが革製品の説明を始めた。
革製品に興味がない筆者。
急に始まった商品説明に困惑しつつ、少ない自由時間が削られていく苛立ちが積もっていく。
やっと商品説明も終わり、晴れて自由行動。
6日目の今日はツアー中唯一の団体での夕食がない日。
自由にレストランに行くでもいいし、屋台で食事をするでもいい。
なお、ホテルまで約30分ほどかかり、50ユーロ弱かかるそうだが、集合時間に集合せずにタクシーでホテルに戻るのも可だそうだ。
ちなみに集合時間までの自由時間は2時間ほど。
レストランに入れば少ない自由時間が削られる恐怖があるので、添乗員さんがおススメだと言っていたランプレドットを購入することに。
因みにお店はネットで調べて高評価だった
L’Antico Trippaio
Piazza de Cimatori, 50122 Firenze FI, イタリア
グーグルマップで☆4.6(1,314)
←店の前には常に客が並んでいる
←ランプレドット(牛モツ)のパニーノ
これが超絶美味い!!!!!!!!!!
今までの食事何だったの?ってくらい、本当に美味しい!!
牛モツのプリップリとした食感、ほどよい塩味、やや固めだが食べ応えのあるバンズ。
下の方にジェノベーゼ風のソースが溜まっていて、それがパンに染み込んでいるので食べ進めるとバンズの食感や風味が変わってきて最後まで飽きずに食べられる。
これで5ユーロだったら本当に安い!
何個でも食べられそう。
このツアーで初めて「超美味しい!」と思える食べ物に出会った。
過言ではなく、美味しくて涙が出た。
今までレストランで食べていたものは一体何だったのか…
5ユーロ以下の食事を出されていたということなんでしょうか。
今ツアー全てにおいてこのランプレドットのパニーノが一番美味しかった。
もしフィレンツェを訪れることがあれば是非とも食べてみてほしい。
なお、ランプレドットのパニーノにはまった筆者が中央市場でも購入したこちらのものは残念ながらあまりおいしくなかった...
中央市場のようなフードコート的なところのものは、味もそれなりということなのか。
バンズも肉も固く、ソースも少ないのか風味もそんなにない。
人が多く賑わってはいるが、空席は割と多めだった。
このツアーであの屋台のランプレドットのパニーノを食べたことが一番の思い出となったかもしれない。
帰国した今でもあの衝撃が忘れられない。
本当に美味しかった。