Seasons of Drum

Seasons of Drum

横浜で活動中のドラマー・パーカッショニスト金子力也がドラムレッスンの記事を中心に、音楽や楽器などについてつらつらと書いていきます。

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個人的にずっと謎だったことなのですが、ドラムの動きと貧乏ゆすりの具体的な違いは何のか。

意識的に速さをコントロールするかどうかの違いではあるのですが、それはあくまで結果であって仕組みではない。

なぜか今私は貧乏ゆすりができません。

ここに何かヒントがあるのでは…?とずっと思っていたのですが、先日のレッスンでもしかしたらという発見がありました。

 

その時は足のどのへんでペダルを踏みしめるのか、いわば重心を乗せる場所の話をしていました。

そして上述の貧乏ゆすりの謎を話したところ、生徒さんから「貧乏ゆすりの重心はもっと手前かもしれないです」と!

 

なるほど、重心を指の付け根よりももっと土踏まずよりのところに移動すると、貧乏ゆすりができました!笑

 

このことから、逆に上手く足が動かない人は重心が貧乏ゆすりモード、つまりちょっと手前になってしまってる可能性が出てきました。

もっと統計を取ってみようかと思います^^

ドラムを始めたての頃によくあるのが、股関節がすぐ痛くなるというもの。

バスドラを踏むときに腿を持ち上げるために疲れてしまうわけですね。

 

そう、腿を持ち上げれば疲れるのは当然です。

90℃以上に持ち上げることに慣れてない部位というのもありますが、それ以上に「持ち上げる」という行為は時間が長いです。

持ち上げ続けている間中ずっと筋肉を使うことになってしまうわけです。

 

ではどうするのか?

持ち上げるのではなく、ジャンプさせることが大事です。

ジャンプであれば力を使うのは飛び上がるときと着地のそれぞれ一瞬のみ。

そして使う部位はふくらはぎや脛なので、普段の使い方と方向が同じで慣れている使い方です。

 

ただしポイントとして、膝が上がった時にちゃんと足首をだらんと伸ばし、プレートから足先が離れてしまわないよう気を付けましょう^^

スタジオでレッスンをやっていると、チューニングを整えないといけない場面も多いです。

けっこう見逃しがちなコツを一つ。

 

色々整えたにもかかわらずスネアのスナッピーの残響が変に伸びてしまう場合、ハイタムのチューニングに原因があることがあります。

試しにハイタムのボトムを締めてみてください。

共鳴していた部分が消え、綺麗なスネアの音が残ると思います。^^