ここでは、英検に限らず、もう少し切り口を拡げ、「ためになる英語」について説明をしていきます。
さて、
日本語における形容詞と連体修飾語の違いを説明をしてください。あるいは、動詞と述語の違いを説明してください。
もし、そう聞かれたとき、あなたは説明できますか?
特に英語、英会話の先生方にお聞きしたいのです。
たぶん、きちんと答えられる方は相当限られていると予想しています。
いや、中には本ブログ筆者以上に詳しく精密に語れるもいらっしゃるかもしれません。
しかし、どうでしょうか?
学生だろうが、英語やり直しの大人だろうが、このあたりをたいして知らずに勉強を進めていく。それは、障害にならないわけがないでしょうう。
たとえば(レベルが低すぎるというご指摘もあるとは思いますが)
私はこのブログが面白いと思いました。
という一文があなたの前にあったとして、形容詞はどれですかと言う問いを投げかけたとしましょう。
即座に「面白い」ですと答えられる大人は、決して多くないのではないでしょうか。
筆者があるときフツーの大人、英語を教えていた時、およそ8割が不正解でした。
そんな状態なのに「不定詞の形容詞用法」など頭にすんなり入るはずがないではないでしょう。
そもそも不定詞とはについてにしても、サクッと答えられますか?英検準1級以上くらいの実力がある方にしてもです。
なぜ不定なのでしょうか?
こんなに中学英語から何千回、何万回と聞いている、目にしているのに。
ましてや分詞なんて言葉は日本語の文法にはない。particleの訳語でしかない。そのあたりの説明をきちんとしているでしょうか?
そこで、申し上げたいのです。
英語の実力が伸びないとすれば、まずはまずは日本語の文法の学び直しをすることがおすすめ。そこから一度やり直しましょう。
また、英語、英会話の先生も、文法の説明をするときに、一度ここに立ち返ってみてはどうでしょうか?
以上、英語の参考書には載っていないかもしれませんが、英語上達の落とし穴について注意喚起をしてみました。英語学習の参考になれば幸いに思います。