ケッと思ったこと続編。

古い話になりますが…


RPが発覚して医者から言われて運転免許を返納したのは私にとってRP病歴の中で一番辛かったこと。

仕事でたくさんの家庭を訪問したりで一日の走行距離が100kmを超えた事もあったし、プライベートで遠出なら何百キロでも運転は苦にならなかったわ。

パラレルパーキングが得意で運転も上手い方だと思っていたし、運転自体が好きでした。

日本にいた若い頃は中型二輪でいろいろな所にツーリング行ったし、車がないと生活できない"一家に一台"ではなく、"18歳以上各1台"っていう県に住んでいたから車の免許はマストだったしウインク

カナダではもちろんみんな運転できるのは当然。

私の住むビクトリアはたまたまカナダでは比較的バスの便の良い都市なので車持ってない人もいるし、運転しなくてもなんとかなるけど、車で自由に行動していた私には運転できなくなった事は本当に辛かったわ。

7年も経ってやっと最近車を自分で運転しないことに慣れてきたくらい…


で、ケッ思ったのは私が運転できなくなった事を人に伝えた時。

なんとその人は、「そう、運転できなくなっちゃったんだ。大変ね。うちに使わない自転車あるから使う?」って。親切で言ってくれたんだろうけど、なんで運転できなくなったか私の話聞いてる?って思いながら、あー普通の人に視野狭窄の障がい者が動く物運転する危険と恐怖はわからないのかと落ち込みました。

他にも電動スクーターやスケボーなど提案してくれた人もいました。笑い泣き

白杖使って歩いてたって何かにぶつかる事もあるのに、速度の出る乗り物なんて怖くて無理!

自分の怪我も怖いけど、人に怪我させたらなんて言い訳すればいいの?

視覚障がいで免許返納した人が例え免許の必要ないものでも動くものに乗って事故起こしたら重大な責任だよね?


ケッ!



あー、自由に好きな時にどこでも行けることと、車の中で一人大声で歌うことができないのはやっぱり悲しいなぁ。